カテゴリ:ビジネス
先日、新聞の折込広告で470万円の時計が載っていたチラシがあったのです。
よく入ってくるディスカウントのオリンピックの広告にしてはこんな高い時計なんか扱ってないと思い、どこの店かと見てみました。 そうしたら上野のディスカウント店の「多慶屋」でした。 以前の多慶屋では考えられませんでした。 新聞に折り込み広告は入れない、宣伝はしない、ポイントカードはない、クレジットカードもダメ、分割払いもない(無かった気がします) このような経費を掛ける分、商品を安くすることが売りだったのです。 それでも多くの人たちが多慶屋の存在を知っていましたので、黙っていても来てくれたのです。 ところがドンキホーテやオリンピックのような大型ディスカウント店、郊外のアウトレットやショッピングモール、またインターネットにおける格安ショップの出現と時代が変わってしまったのです。 そうなると人々の脳裏から多慶屋のことは薄れてきてしまったのでしょう。 そして多慶屋にしても今までの手法が通じなくなって、他店が扱っている手法を入れざる得なくなってしまったのでしょう。 それだけ世の中、安くモノを売らなければならない時代になってしまったのです。 その裏返しが製造業者は安く作らなければならない時代でもあるのです。 製造も小売もみんな大変なんですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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