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テーマ:猫のいる生活(143575)
カテゴリ:猫’s
![]() 猫を外に出してお散歩させてあげないと可哀想・・・・・と言う人がいます。 犬は平面行動をする動物で、集団で長距離を走る狼のを祖先に持っているため、 お散歩が必要になります。犬はお散歩にでるとマーキングをし、他の犬がつけた 匂いも嗅ぎ、そこから「どこのどんな犬が、いつごろここを通過したか?」と言う 情報を得ます。犬のマーキングは名刺代わりのような物。 さらにストレス発散、近所の仲間同士のコミュニケーションの為に、サイズの大小に 関わらず、犬には散歩が必要なわけです。 さて、猫は?となると、平面運動を必要とせず、上下運動を必要とする動物です。 すなわち、極端な事をいえば、畳一畳分の広さでも、高さが2mあり、上下できれば OKということになります。極端な例ですよ?これは。 外にいる野良猫さん達は何をしてるか?と言えば、縄張りの共有です。未成熟の雄、 そして血縁関係が近い成猫の雌が同じ縄張りを共有して生活しています。 その為、縄張りの外から侵入者がいないか?のチェックをするために、猫がトボトボ 歩いている姿を目にするわけです。散歩ではなく巡回なのです。 室内飼いされている猫に首輪やリードをつけて外にでると、へっぴり腰になり歩くと 言うより這って逃げる様な行動にでます。ナゼか? 答えは簡単です。自分の縄張り(自宅)から、外に出たために不安と恐怖でいっぱいに なっているのです。人が犬と同じ感覚で「お散歩♪」と出してあげた事は、猫にとって 恐怖でしかない事実に繋がることが大半です。 犬のように「おいで」「まて」などの躾が出来ない猫は、大きな物音や極度の恐怖を 感じると、輪くぐりのように首輪や胴輪を抜いて逃げてしまいます。 逃げたら最後、掴まらないでしょう。交通事故に遭う確率も非常に高くなります。 また、うっかり病気の猫と接触してしまい、完治できない伝染病に感染してしまう事も ありますので、無闇に猫を外に連れ出さず、安全で安心する自分の家で大事に飼って あげてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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