カテゴリ:フォトリー的 読書
【死の壁 養老孟司 著】******************************* 人間は蝿や蚊を平気で殺せるが 「何故、人を殺してはいけないのか?」 蝿や蚊は殺した後、元に戻せるのか?元に戻せないような 核兵器や原子力発電所を作ってしまってどうするのか? 人間は他人ならば壊してもいい。俺は俺と考えるもの。 死=死体には、1~3人称がある。 1人称は、「ない死体」(自分) 2人称は、「死体でない死体」(家族や親戚) 3人称は、「アカの他人」 悲しむのは、2人称だけ。後は「かわいそうねー」と 終わってしまう。 死が本気でない、死はウンコのようなもの。 水洗便所で視野から無くしてしまうもの。 また、死を数値化(殺人件数など)に置き換えてしまって いると。 死んでしまった人は「モノ」だと。穢れたものだと。 だから、お通夜の後の清めの塩があったり、戒名したり するんだと。 ******************************************************* 先日、11ヶ月の男の子が頭にナイフを突き刺され殺された。 殺した犯人は「お告げがあった」「誰でも良かった」などと 言ってるらしい。 それを嬉しそうに報道しているメディア。 見たくもないがそれを見てしまう我々消費者。 洗脳されてないか?もしかして。 こう言えば助かる。あー言えば刑が軽くなるかも。 こんなことばかりが情報として流れるから、それを真似る 人が出てくるのだと思う。 お告げがあったらあんたが死ね。自分が死ね。 反抗出来ないような子供に手を出すな。 自分が置かれている立場を人のせいにするな。 子供を殺しても死刑にならない、変なお告げがあれば 死刑にはならない今の社会構造がいかんと私は思う。 自分の子供が小さいこともあり、適切な言葉では書いて いないような気はしますがご容赦を。 【昨日の家族】***************************************** 子供たちの希望で家族でボーリングへ。 3ゲーム続けてしましたが結構子供達がうまくなって きました。4個ぐらいスペアをとってましたねー。 娘たちにボールを投げる前にタオルで拭いて手を乾かす ことを教えてあげました。 律儀にもずっーとその行動を続ける娘たちはかわいいもん です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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