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しまね

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さおりん3

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2005.10.04
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父が永眠した。
私にとって大きな大きな存在だった。
病気で苦しんでいた父だけれど、父が生きていることそのこと自体がすごく支えだったことに改めて気づいた。

最期、ずっとびわ灸や酵素で手当させてもらえて良かった。
最期になるとは思わなかったその日、朝からずっとそばにいられて良かった。ひげも剃ってあげられた。
いつもびわ灸で意識が戻るのに、その日はいつまでたっても意識がないまま、熱が出たり急に大汗をかいたり、手足をこすっても冷たかった。

よく生きたね。がんばったね。
事業家だったが子煩悩で、家族を一番大切にしてくれる父だった。
どんなに忙しい時期も、父が家に居ない感じがしたことはこれまで一度もなかった。
弟たちも私も、勿論母も、父が大好きでとても大切だった。
すごく可愛がって育ててくれて、ありがとう。
人一倍、働く姿を見せてくれてありがとう。
父はこの世から居なくなって、こことは違う世界で私たち家族
を待っていてくれる、そう思う。
今度どこかで生まれるときも、私はお父さんの娘に生まれたい。
この両親の娘として生まれたい。

父のつけていた記録を読んだ。
父は病気になって以来、体調のこと、体温、何歩歩いたか、治療法について、家族のことなど、ほぼ5年の間一日も欠かさずに書き綴っていた。
隠し事がない人で手記も誰でも見える場所にぽんと置いていたが、生きている間は読んではいけないと思い、見せてくれるとき以外読まなかった。
泣き言を一切言わない人だったが、病気に不安で揺れ動く姿がそこにあった。
もっともっと支えてあげられれば良かったと思うけれど、
あれもこれも出来たかも…とは思わないことにする。
そんなこと言ったらきりがないし、父も喜ばないと思う。
人が人を助けることはできない。

それから父が亡くなって、反省したことがある。
私は下の弟と仲があまり良くないのを父がいつも悲しんでいた。
ごめんね、お父さん。
明日弟と顔を合わせたら、ちゃんと顔を見て、「おはよう」と言います。
そのことがどんなに自分の心を助けるかということを、本当は私も気がついている。
そして美味しいごはんを作ってあげようと思います。
自分の頑固を笑い飛ばしたいと思います。





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Last updated  2005.10.04 23:38:32
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