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カテゴリ:旅・散歩・車
金沢での介護はほとんど金沢駅を経由しています。 病院は通常バスを乗り継いで利用していますが、バス+徒歩で来たというと、病院の医療スタッフに『ええっ?!』と驚かれます。そして、 『SAPさんは、運転しないのですか?』と決まって聞かれます。 この病院は市内ではバスが不便?と思われており、毎日通院して、日に2度ほど出入りするので、てっきり、自家用車で来ていると思われたのです。 もちろん、こちらに車があれば、乗ってますよ。そしたら、もっとフットワーク良くて、 いいんですけどねえ~。 でも、逆にもっとなんでもやってしまって、忙しくなるかもしれません。 で、いったん家を出ると、戻るのが面倒。病院にはくつろぐ場所は皆無。 だから、極力、繁華街か、駅付近で時間待ちすることになります。 この時間に駅などへ行き、駅前ファッショにビルとか『百番街』と呼ばれるショッピングモールをうろうろ・・・『百番街』はともかく、『ファッションビル』は、ちょっと場違いな私。 そこには、都会にあるのと変わらないちょっと高級だけど、若者向けファッションばかり。 本日の昼ごはんは、少なめで済ませたら小腹が空いている・・・ 入ったお店は、ファッション階にある、某シェフのお店。ちょっといい雰囲気。 もちろん、注文はケーキですわ!!おほほ。 ジャスミンティーを楽しみながら、手帳で今後の予定などを確認したりする・・・ なんだか、デキルキャリアウーマン?気分で、ゆっくりあたりを見回すと、30代後半のお洒落な女性も同じように手帳を広げてゆったりとカップを口に運んでいる・・・ ここは、ちょっと東京の雰囲気??? なのに!! このゆったりとした午後のひとときをぶち壊しに来た人が居る!! 『あ~~、疲れたわあ~、オネエチャン禁煙席どこお?』と、けたたましく入ってきた関西弁の小っこいオバチャン。全身黒づくめの服で、関西のオバチャンの派手なイメージではありませんでした。 なんと、私の隣の席に案内された!!嫌な予感。 座るなり、『はあ~、はあ~』と、へんなため息ばかりついている。せわしなくメニューをひっくり返し・・・『はあ~、これ、若い子のお店やん・・・あらあ~はあ~』と、独り言。 『ねえねえ、オネエチャン、ねえ、甘くないのがいいんやけど、ねえ、このジュース甘い?この、なんたらパフェって甘いんやろ?』 『はい、チョコレートがかかっていますので・・・』 『××パフェも甘いんやな?・・・あ~これも、パフェか?これも甘いん?』 と、ウェイトレスにいちいち1品ずつ確認している。 決めてから呼べ! 『甘くないのでしたら、こちらの方にフレッシュジュースがありまして・・』と、ウェイトレスが後ろの方のページをめくる・・・ 『ほんま?あらあ~?そやけど、どれもだめやねんか・・・、これ混ぜもんのジュースやろ?生って書いてないもんな?わたし、生で無いとよう飲まんわ』 『いえ、フレッシュですから生です。』 『でも、甘いんやろ?やっぱ、カプチーノにするか・・・しかたないし・・・』 う~ん、困ったオバチャンだ。ちゃんと話を聞いていません。 『あの、フレッシュジュースは生の果物そのまま絞ってあるだけですから、何も混ざっていません。お好みでをお付けしておりますシロップを・・・』 『あ~~ほんなら、それでええわ!シロップつけんでええわ。オレンジとグレープフルーツどっちが甘くないのん?』 『・・・』 『ふつう、グレープフルーツやろ?ほれでええわ!はよう持ってきて。』 わかっとったらはじめから言え! で、シロップ抜きのグレープフルーツジュースが来るまで、荷物の整理が始まった。 いろんなものを自分と私の座っている間の椅子の上に店開きし、やたらバリバリ言わせて袋に詰め直している。 『はあ~、入らんわ~。あ~~んもう~いやんなるわ~~』ずっとぼやきながらの整理整頓。 うるさいったらありゃしない! 私は手帳を見ているけど、耳がオバチャンの声を捉えているので、何も頭に入ってきません。 私はゆったりとしに来たのに、なんだか、ものすごいストレスを感じてしまっていました。 そのうち、ジュースが来たとたん、 ずずーーーー!!! 物凄い勢いで飲み始めました。『うぇ~~~~っ!はあ~~~』 まるで、オッサンが駆けつけのビール飲み干したとき見たいな声をだして、私は飛び上がりました。 危うく手帳を落としそうに さらに、飲み干すと、残った氷をガチャガチャと突っつくこと十数回!! そして、合間に解けた水をじゅるじゅる~~と飲むのです。 リズム感良く、まるで布団たたきのオバチャンのようでした。 音が凄い!! あっちの方の席に座っている方も皆、ちらちらとこっちを見ていました。 やっと、もうこれ以上飲めないと思ったのか、ガチャガチャじゅるじゅるが終わりほっとしていると、バリバリバリと、例の荷物の底から真っ黒のポーチを取り出し、 今度はパタパタとお化粧が始まったのでした。 まあ、つける!つける!アイシャドウらしきものも目の辺りに・・・或いはアイブロウだったかも・・・・ どんな顔になったのか、覗く勇気はありませんでした。 ついでになんか匂いのするもの、振りかけていました。もわ~~ん。 立ち上がって去っていくときに『あ~、こんな若い子の店落ち着かんわ!』と、ぼやいて出て行きました。 それはこっちの方が落ち着けないわ!! 私の時間を返せ!!! でもね、こうやって書いているとなんか可笑しくって。 ドッキリカメラだったんじゃないかなって思ったりするの。 さて、口直し?に夜はお寿司!! スーパーで買ったもの氷見産地物だけのお寿司ですって。 甘エビが2ヶあるよ!イカげそ、ホタルイカ、スズキ、ヒラメ、イワシ、蒸しガキ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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