06/8/06 【くるみ割り人形】2006年8月4日 ピーターライト版「くるみ割り人形」全2幕 (於:新国立劇場) 金平糖の精: 吉田都 王子: フェデリコ・ボネッリ クララ: 林ゆりえ 都ちゃんのくるみ。 しみじみ...良かった~。 なんか見てる間涙ぐんでしまって。 映像で見たきらきらは幻じゃなかったんだ~。 丁寧で洗練されていて、やわらかいけど芯が通っていて、輪郭が際立つ身のこなし。 なんて綺麗なの! これを素敵と言わずしてなんと言おう。 もう、ただただ見惚れてしまいました。 宝石のような彩りを思わせる品のある美しさ。 ちょうど無色透明のダイアモンドに虹色の輝きがきらきらと瞬いているような感じ。 都ちゃんの笑顔がまたいちいち素敵で...。 1994年のこのバーミンガム・ロイヤル・バレエの映像ときらきら度がほとんど変わらないのもすごい。 生で見た分、輝きが瞼に映って よりきらめく、まさにフェアリーでした。 クララ役の林ゆりえさんは入団したばかりなんですね。1998年生まれ!若い! 上↑の都さんのくるみ当時はまだ生まれてもいない...。 (いつも思うけど、若いダンサーだけですよね。何年生まれ、と書いてあるの。若くない人は何歳よりバレエを始めたとか、何年どこそこバレエコンクール入賞とかで年には触れないの。全世界共通みたいだけど。) ボネッリとのpddでなかなかきれいに踊ってました。いろんな踊りに心躍らせていよいよクライマックス、で都さんにすべて持ってかれてしまいました、と思わないではないけど。 展開上クララ的にもやむなし。 ボネッリは舞台映えしてさすがイタリア男。 バレエはやっぱり美しい男が似合う。 この劇場って奥行きがあまりない(1階で22列)せいか、上の階からは垂直に見下ろす感じなんですよね。夜空にクララが鳥に乗って登場する場面も見下ろしてたので、なんか変な感じ。 おかげで1列目の人が乗り出してしまって頭が邪魔~。手すりに肘を広げて鑑賞してる人がいたけどあれはいただけない。途中で眠いのか船こぎだして頭ぐらぐら...。 幕間に係員が注意してたみたいなので、誰か苦情を言ったのでしょう。それでも2幕も鑑賞態度はお変わりなくどんどんエスカレート...。困ったもんです。 そういえば、幕間に熊川くんを見ました。思ったより(失礼)背が高い。ホントに本人か?と思って目の端で確認してしまった。 やっぱり吉田先輩の公演は見るべし、てことでしょうか。 熊川くんの感想も聞いてみたいなぁ。 先輩さすが!俺も頑張りますっ!と気合のひとつも入ったでしょうか。 とにかく、観てよかった。宝物にしてとっておきたい金平糖の精でした。 ジャンル別一覧
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