マールイ祭りも終わり
バヤデルカのあとに白鳥、ドン・キ、と観てきました。コールプが素晴らしかったことは言うまでもなく、彼は別格だな~と惚れ惚れしている自分がいます。一方でなんとなく気分が水面から出ないような。できればドン・キの感想を書いてから、と思ってたけど、それも前に進まないので先に書いてしまおうかと。他の誰でもない、ルジのことなんですが。バヤデルカはコールプのソロルを十分堪能しました。彼の魅力・個性を楽しみました。多分、舞台が自分に迫ってくるかと思うほどの感動に満ちた舞台をこれまでに見せて貰えたので、まったくの別物としてみることが出来ました。その前の白鳥も、昨年の神戸を観られてよかったと、大切な記憶が残っているから、素直にコールプの王子を観られました。ドン・キは、初日はまだ大丈夫でした。ペレンも素晴らしい出来栄えだったし、見所が多くて本当に楽しい舞台でした。そういえば、初日のドン・キが始まる前はテンション低かったんですね。バレエ観るにしては、気分の盛り上がりに欠けるなぁ~、と思いつつ、配られたキャスト表を眺めていたら、2枚目に入っていた『ルジマトフのすべて2008』のチラシが透けて見えて・・。(!!)大げさですが、その瞬間体中の細胞が目覚めたような気がしました。いや、ほんと。体温が一度上昇したかと思いました。う、うれしい~。会える~。ダンサーのルジマトフに~~。(T T)誤解を怖れずに言いますと、バヤデルカでカテコに登場した芸監ルジマトフに、そんな姿も素敵だけど、踊っている姿がなにより素敵。という想いが強くて、ちょっと切なかったです。ルジのクラシック全幕は昨年のバヤデルカが本当に最後だったのか?これまで通りにはいかないことを、クラシック好きの日本のファンに予防線を張っただけだろうと、タカをくくっていた自分は、ここへきてなんだか落ち着かなくて。自分は甘かったのだろうか・・・。ルジの使う言葉は、いつも装飾のない、単刀直入で率直なものではないか。つーことは、やはりその言葉通りに受け止めるべきなのでしょうか。率直過ぎる言葉とは裏腹に、彼の踊りが語る雄弁さ。次元の違う美しさ。バヤデルカで言えば、これまで愛して止まないと思っていたソロルのシーンは、すべてルジのソロルにしかないものだった。とあたりまえのことにふと気づき、唯一無二の存在なのだとあらためて思ったり。--- なーんてことを、なくなんとなく考えてしまい、ドン・キ2日目はちゃんと集中できてなかったかも。カスタネットのヴァリあたりで「これをルジで観たかったんだよなー・・・」(虚ろ)ドン・キ全幕を(ルジで)観たことがなかったのが余計いけませんねぇ。ま、そういうわけで、東京公演最終日は終わったのでした。(どういうわけ?)ついに手元のチケットがなくなったのがさみしい。