マールイ 海賊♪
久々のバレエ! 久々のルジ!5日、6日と両方観てきました。ルジ改訂による「海賊」、日本で初披露、そしてルジのコンラッド。一新された衣装。初めてづくしで新鮮でした~。ルジは、もうアリは踊らないという。ボスに忠誠を尽くすポーズをルジほど恭しく出来る人はいないと思うので、もう観られないのは残念だけど、ルジのコンラッドは勇ましくてとても素敵だった。コンラッドにはこれまで共感したことがなかったけど、ルジなら納得!だって、ボスが一番かっこよくて一番強いじゃないですか。メドーラが一目惚れするんだから、魅力的じゃないとね。 顎ヒゲがいかにもワイルドなボスって感じ。こんな姿も似合うわ~。ひねりが加わると細くくびれる腰。相変わらずクビレ具合がすごい。引き上げられた上体と伸びていく手足の美しいこと・・・。強さを主張するような腹筋、最高です。ビルバントのツァルも相当かっこよかった。さすがロットバルトのツァルは踊りがダイナミック。悪魔的な化粧もしてないので、にやっと笑う表情がよく見えていい!ふくろうの羽もないし、暗いところで人を威嚇しないし、ジゼルの森番より断然衣装がかっこいいし、海賊姿が似合うなぁ~。ランケデムのオマールとモロゾフ、髭面になると遠目には同じ顔に見えるけど二人とも男前です。奴隷市場のランケデム大好き。オマールが踊る踊る。洞窟のシーン楽しすぎ。後ろ手に縛られたままヒョコヒョコ横入りして座っちゃう白々しい顔!眠り薬の説明を実演するとぼけた顔。ここってこんなにコミカルだったっけ?逆にランケデムの小賢しさが出てたと思う。コミカルと言えば、パシャ役のマラト。キャスト表に名前なかったら誰だかわかんないって。頭に玉ねぎ乗っけてる人達、お腹を揺する仕草が自然すぎる。いやお茶目すぎる。アリ役のサラファーノフ、さすがマリインスキーな美しい踊りです。ルジとさほど身長差がないのに子供体型なので並ぶと可愛く見える。素直な甥っ子みたいでルジとの2ショットもこれはこれで貴重かな、と。2幕の金の衣装がメドーラ(も金色)とぴったりで、あらあらお似合いなお若い二人、とつい思ってしまいました。。そのせいか、パドトロワのところで、メドーラを男二人が取り合いしてると思った人がいたらしい。そうか、そう見えるのか。。そうすると、反抗するビルバントから避けるようにメドーラを誘導するアリは、ボスの目を盗んでメドーラに近づいてると見えてしまうのかも。サラくんの物腰がやわらかくて優雅なので、とてもすばしこく動いてるのにさりげないんですよね。流石は元マリインスキー。エレガントです。ギュリナーラのヤパーロワとミリツェワ。ヤパーロワ相変わらずかわいいです。奴隷市場で笑顔なのは少々違和感。ミリツェワはそのへん上手い。値踏みされてイヤがる仕草が上品です。でも売られたら売られたでお金に困らない生活を満喫してる世渡り上手なところもたっぷり演じてました。相手がマラトだしね。メドーラは2日ともペレン。6日は急遽ボルチェンコが出演しなくなったので2日とも。シェスタコワが産休なのでこういう時の代役が立てられないんですね。ボルチェンコは劇場の都合で降板ということらしいけど、8日の白鳥(マチネ)は出るのかな?出ないと困るよね。今年はコシェレワも来てないからさびしいなぁ。ペレンはとにかく身体のラインが綺麗。舞台袖にはけていく後ろ姿が最後まできれいなのも好き。袖に入ったとたん力を抜くダンサーもいるよね。一部、袖に入る直前に抜けてる人もいるけど・・。7日の白鳥もペレンだったけど、どっこもブレてなかった。8日のソワレもペレンだけど、この人なら難なくこなしてしまいそうだからすごい。ということでペレンは盤石の踊り。華やかでキラキラでお花畑~♪でした。新しくなった衣装がなかなかgood。色とりどりながら華美すぎず、まとまりもあって全体的に明るく美しくなりました。花園はおとぎ話のようでうっとり~~。ルジのキャラクターダンスが観たかったので、凝った衣装で踊るコンラッドはなかなかツボでした。ツァルとサラファーノフを従えてのボスぶりといい、3ショットのダンスといい、見どころ満載。楽しかった~^^ レニングラード国立バレエ-ミハイロフスキー劇場-「海 賊」-全2幕4場-プロローグとエピローグ付2012年1月5日(木)18:30開演 東京文化会館<キャスト>メドーラ:イリーナ・ペレンコンラッド(海賊の首領):ファルフ・ルジマトフアリ(海賊):レオニード・サラファーノフギュリナーラ:サビーナ・ヤパーロワランケデム(奴隷商人):アレクサンドル・オマールビルバント(海賊):ウラジーミル・ツァルセイード・パシャ(トルコの総督):マラト・シェミウノフフォルバン:オリガ・セミョーノワ、クリスティーナ・マフヴィラーゼ ニーナ・オスマノワ、ニコライ・アルジャエフ ロマン・ペトゥホフアルジェリアの踊り:アレクセイ・クズネツォフオダリスク:タチアナ・ミリツェワ、アンナ・クリギナ ワレーリア・ザパスニコワ指揮:アナトーリー・リバルコ管弦楽:レニングラード国立歌劇場管弦楽団第1幕約60分 休憩20分 第2幕約30分レニングラード国立バレエ-ミハイロフスキー劇場-「海 賊」-全2幕4場-プロローグとエピローグ付2012年1月6日(金)18:30開演 東京文化会館<キャスト>メドーラ:イリーナ・ペレンコンラッド(海賊の首領):ファルフ・ルジマトフアリ(海賊):レオニード・サラファーノフギュリナーラ:タチアナ・ミリツェワランケデム(奴隷商人):デニス・モロゾフビルバント(海賊):ウラジーミル・ツァルセイード・パシャ(トルコの総督):マラト・シェミウノフフォルバン:オリガ・セミョーノワ、クリスティーナ・マフヴィラーゼ ニーナ・オスマノワ、ニコライ・アルジャエフ ロマン・ペトゥホフアルジェリアの踊り:アレクセイ・クズネツォフオダリスク:アンナ・クリギナ、ワレーリア・ザパスニコワ エカテリーナ・クラシューク指揮:アナトーリー・リバルコ管弦楽:レニングラード国立歌劇場管弦楽団第1幕約60分 休憩20分 第2幕約30分