1/10, 1/11 ミハイロフスキー 白鳥
白鳥はチケ取りしてなかったけど、結局両方観てしまいました。。最初はマトヴィエンコが観たいと思って10日を追加したのだけど、なにせ相手がボルチェンコ。わかっちゃいたけど可憐さに欠ける。背中たくましいし。王子のサポートがなくても生きていけそうな気がする。新春バレエのルジとソボレワで観た湖畔のアダージョに見入った同じ場面で、不覚にも寝てしまった・・・💧 うつらうつらだけど。ボルチェンコのオデットに感情移入できなかったからだろうか。白鳥のこの場面で寝るなんて自分的にはあり得ないんだけど・・・。新春バレエで観たソボレワのオデットよかったなぁ~。ソボレワさんとっても好みです。お顔は端正できれいな顔立ち。笑顔がとっても魅力的。華奢で手足が長くて動きに余韻があって優雅です。そのソボレワさんが2日ともパドトロワだったから1幕はずっと見ちゃいました。パドトロワにはヤフニュークがいたもんだから完成度が高い高い。ヤフニュークやっぱりかっこいいです。2日とも王子そっちのけでつい目がいっちゃいました。衣装も似合っていて見映えがしました。踊りも変わらずうまい。またヤフニュークで主役が観たいなー。そういえばルジが負傷した時の友人代行で王子のソロを踊ってたんですよね。すらっとしてハンサムだし品格もあるからジゼルとかバヤデルカでも行けるんじゃないかな。ロットバルトは10日のツァルと11日のヴェンシコフ。どっちも好きなんだけど、ロットバルトはツァル、ヴェンシコフは顔の見えるハンガリーの組み合わせが個人的にマル。10日はこのパターンで11日は逆でした。ツァルのロットバルトが何気にすごーくハマる。でもでも11日のヴェンシコフも良かったよ~(どっちなんだ)。サラファーノフ王子が気合負けしそうな大きく威嚇するパンチのあるヴェンシコフ。サラファーノフが華奢だから余計に。どうしてこの優しそうな王子がヴェンシコフの片羽をもげたのか不思議なくらい。(まぁ、そういうことになってるので)コシェレワの大きい白鳥よかった~。コシェレワらしい、しっとりした雰囲気のある踊り大好き。新春バレエのライモンダでシヴァコフいたよな~。亡霊じゃないよな~と思っていたら、白鳥のスペインでキャストされているじゃないですか~。待ってたよ!!出番が短すぎるよ!かつてペレンの白鳥のパートナーはシヴァコフじゃなきゃと思っていた、王子のシヴァコフはもう観れないんですかね。ペレンちゃんがまだ能面だったころ、愛の感じられるのはシヴァコフだけだと思ってたんだよね。草刈タミー、ラストの白鳥で演じた王子には感動したっけな。スペインのシヴァなんて観ちゃうとドンキのエスパーダが恋しくなってしまう~。すらりと身体も絞れていてかっこよかったよ、シヴァ!かわいい巻き毛も健在♪クズネツォフの道化もかわいかった。笑顔に癒されるー。なんつーか、道化にぴったりのキャラクター。(体型も)お馴染みのモロゾフやマスロボエフ、ペトゥホフさん(なぜかいつも「さん」づけしてしまうペトゥホフ♪)、オマール、クリギン、マラーホフさん・・・コリパエフに似た顔なんかを見るにつけ、3年振りに帰って来てくれた彼らをもっと見たくなって11日を追加してしまいました。何よりペレンをまだ見ていなかったし、ボルチェンコで白鳥を見た気がしなかったから。結果、大満足でした。ペレンのオデット・オディールが観られてよかった!前日と打って変わって白鳥の世界に没頭。やっぱり主役は大事だ~。丁寧な動きにこめられた細やかな感情表現も素晴らしい。音楽が言葉になり踊りが音楽になる、そんな瞬間を目にするのは最高です。こんなことならジゼルも見に行けばよかった。 ミハイロフスキー劇場バレエ旧レニングラード国立バレエ「白鳥の湖」―全4幕―2015年1月10日(土)15:00開演 東京国際フォーラム ホールA2015年1月11日(日)14:00開演 東京国際フォーラム ホールA<キャスト>オデット/オディール エカテリーナ・ボルチェンコ(10日), イリーナ・ペレン(11日)ジークフリート デニス・マトヴィエンコ(10日), レオニード・サラファーノフ(11日)悪魔ロットバルト ウラジーミル・ツァル(10日), ミハイル・ヴェンシコフ(11日)道化 アレクセイ・クズネツォフ王妃 ズヴェズダナ・マルチナ家庭教師 ロマン・ペトゥホフパ・ド・トロワ アナスタシア・ソボレワ, アンナ・ナウメンコ, アンドレイ・ヤフニューク小さい白鳥 アンナ・クリギナ, ヴェロニカ・イグナツェワ, ユリア・チーカ, エカテリーナ・ホメンコ大きい白鳥 ワレーリア・ザパスニコワ, スヴェトラーナ・ベドネンコ, イリーナ・コシェレワ スペイン クリスティーナ・マフヴィラーゼ, マリアム・ウグレケリーゼ, アレクサンドル・オマール, ミハイル・シヴァコフハンガリー(チャルダッシュ) エカテリーナ・グサロワ, ミハイル・ヴェンシコフ(10日), オリガ・セミニョーワ, ウラジーミル・ツァル(11日)ポーランド(マズルカ) アーラ・マトヴェーエワ, オリガ・セミョーノワ(10日), エカテリーナ・グサロワ(11日), アレクセイ・マラーホフ, セルゲイ・ストルコフイタリア(ナポリ) ニーナ・オスマノワ, ニキータ・クリギン(10日), ヴェロニカ・イグナツェワ, コンスタンチン・キリンチュク(11日)花嫁候補 アナスタシア・ロマノワ, ユリア・バラグロワ, アンナ・ナウメンコ, オリガ・アストレイコ, ヴィクトリア・ザリポワ, エレーナ・トゥルシナ指揮:ヴァレンティン・ボグダーノフ管弦楽:ミハイロフスキー劇場管弦楽団第1 幕-第2 幕約70 分 休憩20 分 第3 幕約40 分 休憩20 分 第4 幕約20 分