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カテゴリ:戦国&戦争ネタ
遅くなりましたが、前回の出張ネタで~す。
東京での訪問先が九段下だったのですが、 すぐ近くに靖国神社のある場所だったのですね! 一度は訪問してみたいと思っておりまして、 同僚にお願いしてちょこっと寄っていただきました♪ そこで見つけたのがこの遺書 原文で紹介しますね。 ~~~~~~~~~~~~~~~ 遺 書 陸軍歩兵伍長 福田誠一命 昭和十四年三月十日 支那江蘇省山後村附近にて戦死 広島県安芸郡倉橋島村出身 二十五歳 弟進へ 進よ、兄は戰争に行く二度と会ふ事は出来ぬ、 進よ、兄が戰死と聞いたなら内の責任は君の双肩にあり、 父母によく仕へ立派な人間になって呉れ、 兄の墓を建てゝ呉れ、 兄が最後の願ひだ、 君は生活に苦しむと言ふ事は無いと思ふが立派に暮して呉れ、 何事も打勝つと言う事だ、 父母を頼む、 これから社会へ立つのだ、 一歩一歩進み行けよ。 妹富美子へ 富美子よ、 君は勝氣なるが故に兄は心配をする、 女の道は只實直に進むのだ、 君の今の病氣に負けてはならぬ、 恋愛に落ちるので無い、 今君の責任は大である、 君故にお父さんは心痛して居る、 何事も父に打明けて相談せよ、 わからぬ父では無い、 早く病氣を治して良い家に嫁いて呉れ、君の顔を一目見たいが会はずに兄は征く、 君の花嫁姿は何処かの地下で手をたゝいて嬉んで見て居る。 ~~~~~~~~~~~~~~~~ 自分が同じ年齢の時何をしていただろう。 死を覚悟した時このような文章が書けるのだろうか? 25歳という若さを感じさせないしっかりした文章ですよね。 生きて戻れる保証のない戦争 『明日、出撃せよ。』 と言われた時 自分はどのように思うのだろう 家族に何を残せるだろう そんな事を考えさせられました。 たくさんの方が犠牲となった太平洋戦争。 この方々の犠牲があったからこそ、 いまの平和な日本があるのでしょうね。 神社の境内の前に立つと、 犠牲となった方々への感謝の思いが胸の奥からこみあげてきました。 ありがとうございます 毎日、平和に暮らせていただいてます。 毎日、普通に仕事をこなし家に帰れる幸せに改めて感謝の気持ちがこみ上げてきます。 毎日ふつうにみている景色や人々との交流が 新鮮な気持ちで感じられました。 ありがとうございます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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