機能的アウトドアキッチン写真は私のアウトドアキッチン! アウトドアの命は設営と撤収に尽きます。折角楽しいキャンプもお料理と撤収などに時間がかかりすぎると、疲れが残ってしまいます。 そこで、今日は機能的にキャンプを楽しむ方法第一弾! 「キッチンの設営と簡単料理の基本」 を、わたくし流に紹介しますね。 この日はニセコのパーティーにゲスト出演!早速キッチンを設営してお料理をはじめますが、もう、集合の式典の時には、ピザ生地を練りこんで発酵を開始してあります。 にわか作りのキッチンで、この日はターフもオーニングも架けてはいませんが、今年の海でターフの元、ランタンを灯して料理していますと、財布を片手の人たちが「ピザいくらぁ?」って聞きにくるんです。「ちがうし・・・」おすそ分けして、冷えたビールをいただいた思い出があります。 さて、本題に戻ります。この日の料理を食べる方々の人数は約二十数人。その方たちにピザとコーヒーと、フランスパンと、パスタをご馳走するためのキッチンですので台の上は雑然としていますが、第一に! ●第一に!楽しいキャンプには見栄えも大事です。 おしゃれなテーブルクロスを敷きましょう。薄手の生地で四隅に砂利などの重石を入れて固定するタイプのものもありますが、ここはアウトドアラー!ちょっと厚手の大きなものを持ち込んで料理にあわせた模様なんかも。 厚手の大きなテーブルクロスは風が巻き込むため、強風でも飛んでいきません!そして、私は端っこをお手拭にも使っちゃう。 汚れたテーブルクロスはおうちに帰ってから洗濯機へポトン!ここでも、一手間はぶけます。 ●第二に清潔はキャンプの基本 水道をおきましょう。簡単なタンクでいいのですが、大き過ぎると場所をとるし運ぶのが大変!10から15リットル位のものがいいですね。置いたらその上に、座りのいいカワイイ石鹸を配置します。 ●第三に!目からウロコのアウトドア必須小物! それは「古新聞とアルミホイール」! 積丹半島で友達になった漁師さんのおうちにお邪魔して魚の料理を見るのですが、どこの家でも立派なまな板があるにもかかわらず生ものは「古新聞」の上でさばくんです。 そう、汚れない臭わない、丸めてポンッ!の早業ですね。 これを利用しない手はない!私は北限の真似ざる!アウトドアには必ず新聞を持っていきます。(火も起こすとき便利だね) そして、アルミホイール!焼き物(この日はパンとピザ)にグー! へらや皿が要りません。ダッチオーブンに長めに敷いたホールの端をもって「えいっ!」ピザが出てきます。そして、カットしたピザ、ホイールをちぎっては載せ、ホイールをちぎっては載せ!ほら、皿がいらないでしょ。 ●第四にパーコレーターでエコなコーヒーをどうぞ! ダッチオーブンの料理ができるまで、パーコレーターでコーヒーを沸かしましょう。この機能は後日説明しますが、火の中に放り込んでおけば沸いてくれるんです。ピザを焼くために多めに盛った炭火の上に「ポンっ!」すぐにいい香りがしてきます。 ●イッツ ア ショウタイム! この日も回りに奥方様たち。お子様達がワンサカ集まって口をポカーンって空けてみています。ここでアウトドアラーはおもむろにウンチクをタレなければいけません! 「そもそも炭を使った七輪が発明されたのは明治の時代だ!一円、いや、一銭いやいや、七厘のお金で買える量の炭でだな、家族の食事支度をまかなえた画期的な発明から来た名前だ!」 「炭のいいとこは、極超短波であるところの遠赤外線が部材の中まで火を通すレンジ効果にありぃーー!ものを焼くときゃ、そう!遠赤外線で刺すように焼く!これがプロのわざだがね!」 とか、うなずくやら、笑うやらのウンチクを(←ウソはだめよ)とうとうと語りながら手を休めず・・・ そんな感じのキッチンの工夫をあなたもしてみてはいかがですか? アウトドア料理の基礎は機能的であり、シンプルであること。それが秘訣ですね。 今日の日記はここまで。私の「黄金色の秋」でお別れです。バイバイ。 ************************ 黄金色の秋 黄金色の葉が落ちていく 優美にためらうように 目前の空間を踊りながら 黄金色の銀杏は辿りつく 育まれし大地の懐へと そして最後のくちづけを 青葉の春を熱き成長を 嵐の混迷を豊かな糧を 最後のくちづけに託して 僕はここにいる 僕のくちづけは何を語るの 君に伝わることがあるかな 明日のことも知らないけれど いま歩き出してみよう 君に逢いに行くんだ 僕はくちづけるんだ 僕らが黄金色に輝くように 松尾多聞 ランキングに参加しました。クリックしてね。 |