孤独の「乾き「ひとしずく」 雨が降ったよ 砂漠に降った 滲んで沁みた とても痛いよ 慣れていないよ 詩作/松尾多聞 「人間は半ば社会的、半ば孤独な存在だ」 ラッセルが語るように、人間は孤独です。孤独で寂しいけれど、いつか優しさに出会うこともあるのですね。 乾いた心に予期せぬ戸惑いの中、優しさの「しずく」が垂れるのは、きっと貴方が社会性を全うしたときなのかもしれませんね。 それさえも分からない多忙のなかで。。。 心の乾きとは、まさに「羨望」です。孤独の砂漠にさまよう人はまるで溺れるように社会性を求めます。 それは大変な努力なのです。 しかし、渇きを自覚できない人々も。。。 乾きを自覚できることは、感謝を知り恩義を重んじることでもありますね。人は乾いているのだから。 自覚とは自立のこと。精神的にも社会的にも。 それを分からず乾く若者たちは迷宮の砂漠に向かって「自分は何がほしいのか」を知らないままに朽ち果てていくことでしょう。 世の中の「快楽」とは渇きを麻痺させる麻薬に似て、人々を根底から破壊しようとしているようです。 私たちは自分の渇きを自覚できる「普通」を知らなければならない「砂漠(時代)」に「いま」生きています。 ランキングに参加しました。クリックしてね。 おやすみなさい。ばいばい。多聞でした。 |