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テーマ:詩&物語の或る風景(1046)
カテゴリ:詩作
写真:僕のふるさと「石狩の夕日」撮影/多聞 [ 夕 日 の 約 束 ] 太陽に雲がかすみ夕日が燃える 彼がね君と出会ったことだって ただの偶然なんかじゃないんだ 遠い記憶に生き残る大切な約束 息をするように空は燃るけれど かすみゆく時間に彩られた約束 君の目が涙に滲む出会いと別れ 太陽は沈むけれど再び燃え上る それはあたりまえに見えるけど 蔭りゆく空を支えた海原の約束 涙を繰り返して命を燃やすけど それが彼との遠くはるかな約束 松尾 多聞 僕は、とっても悩んだ。あれは23歳のときだった。 僕には命がある。そして僕以外の世界にも命がある。 それは、まったく間違いの無いことだし、自覚できる。 そして、草や木や他のものにも命はあって変化する。 ならば、ここに柳の木があったとすると、僕はその大きな木を見て、その木の命はひとつであると思う。その木の命は一個であると。 しかし、その枝を何本もちぎって、傍らの地面に差すと、柳は何倍にも増えて根を張るよ。命が増える計算になる。 一つの命とはなんだろうか? 枝をちぎって差すことはなんだろうか? ひとつの命とは無限なのではないだろうか? 疑問だらけで頭を抱えてしまったのです。 でもね、いま、答えが分かるのです。 枝をちぎった僕も、そして柳も「たったのひとつ」であり、無限である。それは遠い約束に守られているから。その約束は無限の者達が久遠に行った約束。 それに気がつきました。そして今も詩を詠むことができるのです。 柳に心があれば、柳にとって、枝をちぎった僕は神様かな?でも、僕はただの人。 僕に心が生きていれば、神様はなんだろうか?大きな世界からみれば、僕なんて柳の木と同じかな?ならば僕らが感じる神様なんて、ちょっとした物理作用でしかないのかな? きっと僕らは、なによりも大きな約束に生かされているんだね。既成概念の偶像を信じて戦争をくりかえすよりも、もっと大きな命の哲学が、この世界には必要だね。 民族は国境をつくり、宗教は戦争を繰り返すよ。 ならば、そんなものはいらないと思わないかな?今でもそれが必要なら、それは人間の約束を忘れていると思わないかな? テロと暗殺と策略の経済と政治に終止符を打つのは より聡明に進化した「個人哲学の集合」だとは思わないかい? 人は悲しいな。 柳の木より劣っているよ。 ◇おしらせ◇ @NIFTY「語ろ具」という大人のコミュニティーで記事をアップしました。 どうぞ、ここに感想を書いてくだされば幸いです。クリック ランキングに参加しました。クリックしてね テクノラティプロフィール お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ブログを始めて、まだ数ヶ月・・・。
夕日の写真を載せた私のブログを、多聞さんが偶然見てコメントを下さり、こうして行き来させていただくこととなりました。 こういう人とのつながりが、ブログにあるとは思っていなかったので、思い切ってブログを始めて本当によかったと思っています。 多聞さんのブログは、なんだか心が洗われるような気がします。 来年もまたよい年でありますように・・・。 (2007.12.29 01:33:29)
はじめまして。
素敵な詩、素敵な写真。私は、携帯から、見ているので、パソコンで、見たら、もっと素敵なのかな? 命について、生きることについて、よく考えます。詩に詠みます。 私の視野は、まだまだ狭いけれども、拙いことばだけれども、今の自分の記憶を残すために、これからも、私自身、詩を書き続けていきたいなぁと、思っています。 心安らかに、新年が迎えられそうです。ありがとうございました。 (2007.12.29 16:30:39)
多聞さん、こんばんは☆
綺麗な地球の中の細胞の一つ一つの私たち。 そして一緒に存在する仲間たち。 いろんな細胞がありますが、良い細胞が増えて、 平和な世界になって欲しいなっと思います。 大掃除、明日もまたです。少しへとへとです。>< 一句をどうもありがとうございました。 残すところあと二日。早い~~~。 今年も沢山ありがとうございました。 素晴らしい新年をお迎えくださいね。*^^* (2007.12.30 00:31:10)
「冬の惑星」という小説が一万二千作品中、一位になりました。ずぐに「評価荒らし」がきて落下するでしょうが。
冬の惑星 http://ncode.syosetu.com/n2043d/ (2007.12.30 16:57:20)
タイトル「冬の惑星」
http://ncode.syosetu.com/n2043d/ まだ一位ですが、「評価荒らし」といわれる被害に猛烈にさらされてます。ほとんど袋叩き状態だよ。嫌がらせメールも凄い。参ってます。このままだと評価荒らしに負けてしまいそう。泣きそうです。 (2007.12.30 20:28:12)
今日も、素敵な詩です。
頷きながら、読んでいました。 そのあとの大切なお話。 私、こういうお話が好きです。 本当に大切にしなければいけないことが、見えてくるようです。 (2007.12.30 22:37:16)
ありがとうございます…。私もそう思えます。
(2009.06.29 01:06:59)
なるべく顔だしてね(^O^)
(2011.02.04 21:30:02)
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