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サラサラ日記

すべりこみアウト。11


すべりこみアウト。 11


「さざなみ」

毎日毎日雨が降る
道路脇に大きな水たまりが出来ている
気まぐれに止んだひとときに
気まぐれな春の風が吹いてきて
汚れた水一面にさざなみが立つ。
繰り返し繰り返し立つさざなみに
心が吸い寄せられる



「遠く見える」

今は遠く見えるあそこまで。
あそこまでは走っていこう。
あそこまで行くと見えてくる
別な景色もあるだろう。
それでも変わらない固いものがもしあれば
そのときこそ、そこで実行しよう。

果てしないように見えて果てはある。
限りあるように見えて限りないように。


「キミのシアワセ」

キミのシアワセを願うほど
ボクの人間は出来てはいない。
いつか壊れてくれないかと思う。
そうすればすぐに飛んでいくのに。
今にも何か起こるんじゃないかと思う。
そうすればボクにも希望があるのに。
いつだって独りよがりなボクに
キミは嫌気が差したんだね。
このボク自身と同じように。



「そんな勇気が」

そんな勇気がボクにはあるか?
そんな寛容がキミにはあるか?
そんなチャンスがそこにはあるか?
そんな危機がここにはある。



「藁」

あの日からのボクにとって
これが唯一のすがれる藁。

藁という希望。



「こんななかにも」

こんななかにも希望はあった。

点のような。
ささやかな。
天のような。
のびやかな。




「希望ある道」

あそこへ着いたらしたいことがある。
どうしてもしたいんだ。
キミはそのことについてどう言うだろう。どう思うだろう。
今それを打ち明けてもいいってボクは思うくらいなんだけど
きっと今のキミには受け入れる準備なんてあるわけない。
だからもうしばらく黙っているよ。
それまでにキミもコンディションを整えててほしいんだけど。



「ガード」

このことを全て認めてしまったら全部終わることができるのに
このことを全て認めてしまったら僕は粉々に壊れてしまうのがわかっている
心の用意が全然できていないから
今日もまた振り返り、漂い、沈み込み、さまよい歩く。



「融解」

頑なな僕の心が融けるとき
キミの胸に小さく咲く花がある



「究極のシアワセ」

僕は僕の道をゆく。
キミはキミの道をゆく。
それぞれのシアワセを求めて僕らは歩いてる。
シアワセのベクトルは別々の方を向いてても
それでも究極のシアワセは
キミがシアワセでいてくれること。
僕がシアワセであり続けること。



「きっかけ」

僕たちはいつでもきっかけを待っている。

こんな気持ちの持ちようでは事態は一向に進展しない。
何度も同じ悪あがきをしてその都度堂々巡りを繰り返す。
どうしたらいいかわからないんじゃない。
本当は確かなビジョンを持っていて
どこに行くべきかもどうなりたいかもちゃんとわかってる。

必要なものは気持ちの切り替えるきっかけだけ



「手紙」

春になったら手紙を書こう。
陽だまりのようなあの人へ。
遥かな景色をもつあの人へ。
悲しみさえも昇華する、御心をもったあの人へ。



「夢のない人」

夢のないように見えるあの人も
何かになりたかったり
どこかへ行きたかったり
何かしたいこともあるのかな
とても信じられないあの態度
人生をもう既に棒に振ったような



「淡く流れる」

淡く流れるこの時間をシアワセと人は呼ぶ。
さすればボクはシアワセなのだ。
シアワセシアワセ。
効き目のない呪文。



「罪と罰」

岐路に立たされた時の選択を最早変更できないことや
人の手のぬくもりを二度と求められないことや
真実を伝えることと真実を知ることが不可能なことが
ボクに課せられた何よりの罰。
これを甘んじて受けながら一生を終えることが。



「逃げる覚悟」

上手くはないけれど
なんとかここでやっていってる。
もっとうまくないときはずっとどこかへ
いつもどこかへ逃げたかった。
どこまでも逃げたら何とかなるんじゃないかと思う。
いつだって逃げようと思ったら逃げられる。
逃げたい。
今でも。
時々は。
でも今は何とかここでやってる。
キミに恥ずかしくないように。とか
自分に背筋伸ばせるように。とか
そんな大層な理由もなく。
何にも残ってないところへ行くほどの覚悟はボクにはもうない。


「ひと目見て」

ひと目見てわかったの。
それはとても鮮やかに。
肌からするりするりと沁み込んでくる不思議な感触。
遠くから見ていてもそこはキラリと光ってた。
光差す方へ。
ただそれだけでよかった。
人生はとてもシンプルだ。
複雑に絡ませるのは人のココロ。


「ゆめ」

来るものを拒まず小川のように流れ続け
愛のあふれる人になりたかった。
惜しげなく愛を注げる人だ。
滾々と湧き出る泉のような人だ。

せき止めた岩は大きすぎて動かすことが出来ない。
閉ざされた流れはいつしか違う道を見つけてほとばしる。

ほとばしることを願ってる。








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