はな猫工房

ここに越してきて15年目
でも一つ裏のお家とはベランダで挨拶するくらいでした

道で出会っても、挨拶してお互い別々の道を遠回りして
帰るくらいでした

それが今日ベランダにいたら、しばらく留守にするから
町会費を預かって欲しいといわれました

すると　キャリーバッグを引きながら家にやってきました

挨拶もそこそこに、バッグの中からタイのお菓子や小銭入れを
取り出して、これ上げるね。お返し無しでね。

そこで色々話がはずんで、ご主人がタイに住んでいて
娘さんがフランスで何をしているのかやっと知りました

すれ違う度に、いつも日焼けしているのでお散歩が好きなのね
ぐらいに思ってましたが、日本が寒くなったり、つまらなくなると
タイに行き、娘さんが元気がないとフランスに行ってるんだそうです

ウラヤマシイー

娘さんはフランスでフードアーティストと言う仕事をして
フランス語の本も何冊も出しているらしいです

ご主人も娘さんもお料理が大好きなので一緒にいる時は
お料理をした事がないと。

これまたウラヤマシー

ドリアンのチップも頂いたので、これ夫が大好きと言ったら
またタイに行くから生のドリアン持ってきてあげるね
タイのバッグも安いから買ってきて上げるねと言われてしまいました

人見知りするタイプの人だったんですね

お庭は1年中草ボウボウ、木は伸び放題
でも自然のままが好きなんだそうです

以前　留守している時に杏の木に毛虫が大量発生して
我が家の木まで侵入しそうになっていらい、あまりいい印象を
持ってなかったんですけど、これは考え方の違いということで
納得しました。杏の木は切ってくれましたから

ここは皆古い人ばかりで、我が家のような新参者は嫌いなんだろうなと
思っていたら勘違いでした

人って、第一印象で合わないなと思うと、仕事仲間でない限り
顔を合わせなくても済むから、どうしてもそっけなくなってしまいます

でもそれぞれの事情や性格があるから一概に親しくは出来ないですけど。