横浜ブラスオルケスター　定期演奏会

ひさしぶりにみなとみらいホールで演奏を聴いてきました。 今回の客演が高田亮氏というのも興味をそそられましたし。 今回の席は1階の右側のブロック5列目。 1階席はほとんど座らないので舞台がやたら近くて、 演奏者の様子がよくわからなくて面白くない。 演奏はヘタではないなずなんだけど舞台と近いせいか、 それぞれの音がクリアに聞こえすぎて、 ブレンドされた音が聞こえにくてちょっと疲れました。 今回書き留めておきたいのはマリンバ奏者の高田亮氏。 ビジュアル系プレーヤーと言われるとおりの王子様衣装で登場。 場内どよめく(笑) ２曲＋アンコール１曲を演奏したけど、 ちょっと、いや、かなり驚きました。 今までにマリンバ奏者の客演というのを聞いたこともあるけど、 比較できる対象がなかったから単純にすごいなぁ…と思ってた。 でも高田氏の演奏はいままで聴いた中で一番ウマイと思った。 特にマレット（バチ）が当たる音が聞こえなかったことが、 私にとっては「すごい」と思うところだったのです。 過去の演奏者は何度もマレットが当たる音が聞こえ、 それも仕方がないことなんだろうと勝手に思いこんでいたけど、 それは当たり前のことではなかったのね。 演奏も男性だからなのか力強さもあり、 小さな体の動きは柔らかで、 音楽以外の部分の所も緻密に考えられているのかも… と目から鱗だったのが今回の収穫でした。 あとから聞いたんだけどこの日の高田氏の体調は良くなかったとか。 それであの演奏なら体調がいいとどんなんでしょう。 しかし、衣装に付いているチェーンみたいのとボタンが当たる音が 妙に気になったのが残念。