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陰謀論やデマを信じやすい人には、明確な特徴があります。それは、「努力家」というものです。 努力家の人は、物事をなかなか諦めようとしません。それだけを聞くと、いい特徴のように聞こえるかもしれません。それが落とし穴なのです。 ● 「原因論」が「陰謀論」に変わる 世の中の物事には、ハッキリとした答えがありません。 たとえば、ある犯罪が起こったときに、人は「原因」を求めます。しかし、たった1つの明確な理由なんて存在しないことがほとんどです。 わかりやすいテレビの刑事ドラマや安いミステリー小説なら、犯人の動機は明確に描かれます。しかし、現実は違います。さまざまな要因が絡み合って、時には仕方がないとも言える状況で、犯罪や事件は起こります。 こういう「答えのないグレーな問題」が、努力家には理解されません。 「結局、誰が悪いの?」 「つまり、何が原因なの?」 「一番の悪者は誰なの?」 など、わかりやすい「敵」がいないとスッキリしないのです。犯人探しをして、「努力や根性が足りないから彼らは悪いことをしたり間違いを犯すのだ」と信じてやみません。 努力家は、わかりやすい「敵」を「水戸黄門」のようなヒーローが退治してくれるストーリーを好みます。 だから、陰謀論に絡め取られます。自分たちの生活や日本の状況がよくないのには、裏側に悪者がいるのだと信じてしまうのです。 ● 陰謀論を信じないためには? 1つは、中途半端にネットを見るくらいなら、一切見ないようにすることです。特に、誰でも投稿ができるSNSやネット掲示板は見ないようにしましょう。 もう1つの方法は、「ちゃんと最後まで調べる」ということです。 陰謀論を信じる人は、中途半端に情報を調べるけど、それを反論する材料まで調べきることはしないんですよね。あるいは、陰謀論に反論する人のほうを「敵」だと見なしたりします。 それがエスカレートしてしまうのが、いわゆる「洗脳」の状態です。 だから、情報を発信している人が信用できるのか。信用できなさそうなら専門家は何と言っているのか。専門家の間で意見が割れているのなら中間の立ち位置を貫くべきです。 何も知らない人は無知で幸せです。そして、ちゃんと最後まで調べる人も正しい考えができて幸せです。その中間の、「中途半端にググるだけの人」が実は最も頭が悪い状態です。そうならないように、あなたの情報の見方を気をつけてみてください。 「わかりやすい「敵」を「水戸黄門」のようなヒーローが退治してくれるストーリーを好みます。」 という表現は分かりやすかった。ひろゆきは偉いな お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 12, 2021 05:05:43 PM
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