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2006年03月03日
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カテゴリ:白夜行
ずーっと続いていた子役のシーンからのドラマ開始がようやくなくなって、山田・綾瀬のドラマになったと実感。ストーリーを進めるための第8話。あまり盛り上がるところはなかった。っと思って油断してたら最後にやられた。

亮司の人生が終末に向かっていく。
そのあまりのやりきれなさに、また嗚咽。


今日のMVP 山田&綾瀬

今回の綾瀬はるかは完全に雪穂だ。嘘泣き、嘘泣き、嘘泣き。コワー。
表情の使い分け、高宮をうざそうにするとことなど秀逸!
そして亮司だけに見せる優しい微笑み。
この女の中に潜む二面性を、下品にならずにみせているのはすごい。

亮2.JPG
そして山田君。先週は大活躍だった山田君だが、今回はちょっとおとなしかったような。それでも、最後のR&Yを見つめて初めて嬉し涙を流す背中。そしてその画にかぶるナレーション。体の底から涙と一緒に搾り出すような声に、魂が震えた。


以下レビュー。


<かりそめの幸せ>

雪穂が与えてくれた平穏な太陽の下での明るい生活に幸せを感じる亮司。
たとえ別人として生きていても、たとえ雪穂と手をつないで歩けない
別々の人生でも。

雪穂は売春のような結婚を早く金をふんだくることで終わらせたいと願う。だから分からなくなった、あなたがこれ以上何を求めているのか。
何を望んでいるのか。

「金だけじゃない私がいる」夫婦ならば性生活を続けることもその中には含まれる。いつまでも愛のない男に抱かれ続けなければならない生活に嫌気が差していたのだろう。

それを聞いてちょっとうれしそうな笑顔を見せる亮司が愛しい。


亮.JPG




<泥に咲いた花の夢>

思惑通りに離婚で店舗とお金?をふんだくった雪穂。
亮司は高宮の雪穂への憐憫を聞き、自分のために結婚と離婚をさせたこと
に痛みを感じる。

「俺がやらしたようなもんだよな…。」

このシーンは、4話で、亮司が図書館に全然来なくなってしまったことを
谷口から聞かされた雪穂が、「全部捨てさせたんだよな。。。私」とつぶやいたシーンと重なりました。あのころ亮司ばかりが雪穂のために献身的に尽くす姿に、もう亮司は雪穂にだまされているんじゃないかと疑念を深めていたけれど、いまや雪穂こそが亮司のために手段を選ばない。お返し。

世間になんと思われたって構わない。あのころから雪穂の夢は一つ。


『そしたら太陽の下一緒に歩けたりして。』

『そんな事いってたときもあったな。』

『ねっ。』



亮司はすでにあきらめた夢。雪穂は決してあきらめていない。でも雪穂はまだ亮司に自分の考えを明かさない。なぜ急いで離婚したのか。なぜ店を出し、店を自分のものにしたかったのか。それが雪穂のやり方。手に入れるまで、実際に実現するまでは口にする事はしない。


『やっぱり・・・もう一度 亮と太陽の下歩くんだよ・・・ 』
『そんな・・・夢みたいな事・・・』
『夢かな・・・?夢なのかな・・・?…亮』



R&Y.JPG


けれど、新しいロゴに彩られた看板を目にしたとき、亮司には分かった。太陽の下二人で歩くのは不可能な夢じゃないことだって。少なくとも雪穂はそう信じてるって。そのために体張って闘って前に進んでるって。


なぜなら亮司が切り抜いた太陽の切り絵の下では、R(亮司)が手をつないでいたから(&)Y(雪穂)と。

R&Yと太陽に込められた決意と愛情そして絆。



<生へのベクトル、死へのベクトル>

雪穂と亮司のベクトルは子どものころにすでに違った方向に向かって進んでいた。泥の中に花を咲かせてくれた亮司のために一度死のうとして生き残った雪穂。だからどこまでも生きてやろう、そういう決意をもって突き進むしかなかった。その後の亮司は、泥の中に花を咲かせてくれた雪穂のために死のうという方向へ、方向へと向かうしかなかった。自分のために命をかけてくれた人。それに報いるには…。



俺は幸せだった。死んでもいいと思った。

1話で雪穂は手紙で告白している。自分を陵辱し、支配する父親を殺してくれた亮司に「生まれてきてよかった。もう十分だって思った。」と。亮司もこのとき同じ気持ちになっていたのかもしれない。罪を重ねるだけの日々、何のために生まれてきたのかも分からない人生。でもそんな泥のような人生の中に雪穂は花を咲かせてくれた。もう十分だって思った。
ずっと生きていたい。だけど、何時死んでもいいと。

無償の愛。周りをどれだけ傷つけても守りたかった人。守りたかった愛。





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最終更新日  2006年10月17日 22時31分10秒
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