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カテゴリ:白夜行
2月に入って、ブログ仲間のたぬじいさんが、2年前の私の白夜行の記事にコメントをつけてくださって、自分でもその記事を読み返して、白夜行にいろんな想いをまた抱いている。
とはいえ、口からでまかせ女高田純次としては、相変わらず見る見る詐欺で、DVDは見返していない・・・・。 でも、2年間見ていないからこそ、じゃあ、どのシーンが一番鮮明心に残ってるのかを考えてみるのかも面白いかな・・・と思ったりして。 昔ランキングやったときは、6話までのときにやったので、2年後の2008年の時点でのランキングをしてみちゃいます。 1位以外は順位に意味はないので、本当に思いつくまま・・・好きなシーンを。 1 交差点の亮司 (これは理由は必要ないね・・・・)第1話 1話の段階ではまだブログを書いていなかったんだけど、2006年2月1日の記事を見てみたら、その興奮ぶり!! 子どもだと思っていた山田君が、男として、俳優として、私の前に登場した瞬間です。 まるで体中の毛が逆立っているんじゃないかと思わせるほどの緊張感を作り出している山田くんの演技。交差点で二人を対峙させた演出、音楽の入り方。神々しいまでにすべてが完璧なシーンです。 2 屋上のひざを抱えて泣きじゃくる亮司(第10話) ノートにぽたぽたと大粒の涙を流し、ひざを抱え込むようにして震えるように泣く亮司。このとき、もうどうにもならないやりきれなさで、画面の中の亮司を見つめていた記憶があります。 時々この姿の亮司の残像がふっと浮かぶことがあります。 3 傷つけてやろうと思った・・・・守ろうと思ったのと同じ強さでの時の涙(第4話) 私は山田くんの演技を本格的に見たのは、白夜行が初めて。このときの涙にはノックアウトを食らいました。 雪穂を見つけてちょっと、おどおどと隠れる感じから、やけどの後の付いた手のひらを見つめ、なぜあのタイミングで涙をこぼすことができるのか・・・。 今では他の役者さんが泣いているシーンを見ても、突然大量で流れ出す涙に、これ目薬だろとか・・・すぐ考えてしまって(笑)、山田くんがすべての基準になってしまってきついです。 4 おかえり&ただいま 7話の屋上の亮司と雪穂 これは本当に大好きなシーンです。亮司と雪穂のシーンだったら、これがダントツで好きかも。 雪穂がね声を出して笑うんですよ(記憶違いならすみません)。ちょっといたずらっぽく。ああ、亮の前だと作り笑いじゃなく、こんな笑顔を見せるんだな・・・。 その笑顔は、ダンプカーの前に亮司を突き飛ばして、「僕はしにましぇん!!」をやらせた頃と変らない無邪気な笑顔なんだなと・・・。 雪穂は亮司を見捨てて、一人生きていくこともできたはずなのに、そうはできなかった。 「相利共生」外から見て、二人の関係に無神経にレッテルをはる笹垣をあざ笑うがごとく、2人は2人にしか分からないやり方で、愛し合っていたんだと・・・。 最終回の後で、7話のシーンを思っては、胸つぶれそうになるのです。 「雪穂も・・・何もかも失うかもしれないよ?」と問いかける亮司の声が、優しすぎて・・・。 誰もいない屋上で、手をつなぐことが精一杯の愛情確認な二人が、やりきれないです。 5 いつ死んでもいいと思ったんだ・・・の背中とナレーション(8話かな?) アテレコ?っていうのですか?自分の演技に後から声をあてるの?山田くんは抜群にそれが上手い!あのいつ死んでもいいと思ったんだ・・・3段活用は、胸をかきむしられる声色で・・・。 背中で泣き、声で泣く男の姿に、もうこっちまで。 6 歩道橋からの飛び降りシーン(最終回) これはね、かなりマニアックだと思うんだけど、私は、この時一切の躊躇を見せずに、跳び箱を飛ぶように一気に欄干から歩道橋を越えていく亮司の姿が目に焼きついてます。 新しくもたらされた思いもかけないニュースに、ふらついたり、未練を残したりせず、一気にいく。そこに雪穂への揺るぎない想いを感じるのかもしれません。 分かる人いるかな(笑)? 7 花瓶投げた後の恐ろしい顔 (第5話) あの演技を目の前でみたはるかちゃんは何を感じたのか・・・。 聞いてみたい。 8 いいこだったでしょう・・・の麻生さん (第9話かな?) なんか印象に残ってるの山田くんの演技ばっかりで申し訳ないんですけど(笑)、雪穂の名シーンは思い出させていただくとして、このドラマで山田くんと同じくらい、あるいはそれ以上に私に強烈な印象を残したのは、麻生さんです。 最初のやさぐれた「女」から、亮司の罪に自分もボロボロになっていく「母親」への変化を、本当に素晴らしく演じていたと思います。 9 手を伸ばすチビ雪穂 (最終回) 最終回の雪穂の夢のシーンでしょうか。ダクトの中を這いずり回る亮司に、両手を差し伸べるチビ雪穂。再登場したあの一瞬の表情だけで、雪穂の亮司への壮絶な想いが伝わってきて、私は「やったのは私だよ・・・」のシーン以上に、あれで福田真由子の凄みを感じさせられました。 もちろん全編を通して、ほかにも印象に残ってるシーンもあるんだけど、今回はこの辺にして、皆さんからのコメを待ちまする! ベスト10に一つ足りないじゃんて? それはまた次の記事で・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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