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カテゴリ:映画鑑賞
さくら満開御礼~(違うかw)の週末ですが、風邪で大人しくしてました。 で、今更デスノート録画を一気に見ました。ブームに乗るのが苦手なもんで・・・。 いや~、面白かったです。見ごたえ十分でした。 【ポイント3倍 3/31am9:59迄】DEATH NOTE/DEATH NOTE the Last name(前編+後編) complete set / 藤原竜也 見る前はもっと奇抜で、奇天烈な話かと思ってたんですけど、意外や意外、 かなり古典な感じ。 デスノートという小道具が一種の目新しさを感じさせるだけで、なんというか権力を手にしたものの暴走、大儀のために自らが罪にまみれていく若者の自己満足的暴走というテーマは、非常にクラッシックな感じでした(だからつまらないということではなく、見ごたえがありました)。 藤原君と鹿賀さんだから余計そう感じたのかもしれないけど、このままギリシャ悲劇っぽい舞台劇みたいになっても、そのまま通じそうな感じ(笑)。 もちろん、全編通して漫画だな・・・コリャとは思うし、あまりのことに声を出して失笑してしまうこともあったんですが、後編の後半なんて、あまりの複雑な展開に頭バーンになりながらも、緊張感でぶるぶる。 何が善で何が悪か、何が正義で、何が悪か、映画を見終わった後しっかり議論できそうでもあり、決して心配されているようなゲーム的殺人ものではないというのも意外。 私の好きなデビルマンの原作を彷彿とさせられました。 あと、なんとなくデスノート=L=松ケンのような印象をすっかりメディアの影響で刷り込まれていたんですけど(スピンオフもできたし)、この映画はやっぱり藤原竜也に尽きるのでは? もちろん松山ケンイチ君もLとしてくせのない素直な演技を披露してくれてました。 だんなもLに夢中w。 でも、私は藤原君(やっぱりズレてるか??)。 彼のストーリーを進めていく、しっかりとした演技がなかったら、デスノートの世界が成立しなかった! 世の中の理不尽さへの若さゆえの怒りと深い悲しみを目にたたえ、思わずそちら側に感情移入しそうにさせながらも、徐々に暴走し、狂気をはらんでいくことで、現実に引き戻させる。 その辺のさじ加減が絶妙! 記憶を失っているときとそうでないときの差がもう少し分かりやすいと視聴者には親切だったかなとは思うけど。 でも藤原君の演技というとテレビなどで見て、舞台っぽいなっと言う先入観があったんだけど、デスノートではそれがいい方向にメリハリとして機能していたと思いました。 美砂は、吉高百合子でみたかった・・・かも。 なんで死神がそんなに何人も彼女には肩入れするのか? その辺の説明のない説得力が私にはなかった。 <<本日の教訓>> 目的のためには手段を選びましょう。 ミイラ取りがミイラになってはいけない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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