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カテゴリ:ホルモ!!!
この記事は若干ネタバレ(?)も含みます。 新聞ですでに紹介された程度の設定に関するものですが、原作未読で前もって知り過ぎたくない方はやめておいてください。 <<君もホルモーしないか?>> 山田君はまだまだ制服が似合うお年頃と認識されているようですが、私は今のうちに一度「大学生」の役を演じてほしいと思っていました。大学生を跳び越して、社会人の役はもう何度か演じているけれど、社会にでるまでのモラトリアムな時期、でも高校ほど無鉄砲でもないという一種独特の空気を、完全に社会人キャラに転向してしまう前に、一度は山田君に演じてもらいたいと・・・。 そして、そんな山田君にぴったりの一作がこちら! 万城目学さんの衝撃のデビュー作 『鴨川ホルモー』 モーホーネタはありません。 主人公の安倍は、二浪して京都大学に入学し、一目ぼれした早良京子に対し、自家中毒を起こしているような青いやつ。そんな阿部が京子目当てに入ってしまったサークル「京大青竜会」で巻き込まれる恋とホルモー騒動。安倍清明もびっくりの青春ストーリー。 もうね、すごいです(笑)。今まで読んだこともないような話。ゆる面白かった! この荒唐無稽でありながら、京都でならなんかあるかも知れないと思わせる筆力。 きっと筆者自身の京都での生活、大学生活、サークル活動、そんな経験に裏打ちされた上でのホルモー話だから、説得力がでるんでしょうね。 六番目の小夜子のようなホラーの要素もありつつ、ポケモンあるいは7人の侍のように戦略とバトルのおもしろさもある。大学のときサークルやゼミでこんな馬鹿やったな~と懐かしく思えるノスタルジックな部分もあり。 全編京都ロケで、祇園祭りや大文字焼きも入れて、CG満載で、原作の雰囲気を生かし、テンポある、爆笑青春コメディに仕上げてくれて、そんなかで、踊る山田君が見れたら最高です。ほんと、映像化向きの作品です。文章で、表現しきれていない部分があるので、そこを映像化してみせてほしい。 高村の方が役的には美味しいけど、もんもんとしながら、ある言葉を操り、ハッチャケル京大生を演じるちょっと知的なやまだを見てみたい。 WB以来の山田の青春コメディを時代は待ってますよ。 鴨川ホルモーぜひ夏の夜にご一読を!ちょっぴり背筋がひんやりできます! これは絶対映画化されると確信してるので、2年以内に映像化ぜひ実現お願いします。 とりあえず原作に愛情もって作ってくれる人なら、別にキャストは誰でもいいです(笑)。 山田君出演なら絶対劇場で、出演なしなら、評判次第で劇場で見ます。 なんか変な文?? 実は去年の9月にすでにこう記事を書いていたんだけど、UPしませんで・・・。 なぜかというと、記事書いちゃって他のキャストに決まったらすっごく悔しいじゃん(笑)!!! それに、口に出したとたん願いはかなわなくなるような気がして、秘して念じてました。 だから、嬉しいんだよ~!!!!! 正直ね、映画の完成度なんてどうでもいいんです(どうでもよくはないかw)。 山田くんが安倍として、京都の現場にいる・・・。 それで・・・私の願いは半分以上かなったようなもんです。 また原作ファンの立場から言えば、安倍は山田くんでよかったです。 なぜなら原作の安倍って正直そこまで魅力的な人物ではないんです。 がっかりするかもしれないけれど、安倍は周りの高村、凡ちゃん、スガ氏、芦屋に比べたらキャラが弱いというか、せこいし、狭量だし、主役にしては輪郭がぼんやりとしているというか、ちょっとな難アリ人物です。 だけど、私は山田孝之という役者はこういう人間こそ、非常に膨らませてチャーミングに演じあげることができると思うんです。 人間くさいだからこそ愛らしいみたいな。 山田孝之だからこそ、原作以上に安倍を動かし、命を吹き込むことができる。 原作ファンとして、これ以上ない主演に恵まれたと私は断言します!!!! だから、後は京都の街に力を借りて、いい作品になってほしいとそれだけを切に願っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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