まきめっち
『鴨川ホルモー』の文庫発売になりました。おまけに待ちに待ってた『プリンセス・トヨトミ』も。大阪が舞台の話。楽しみ!本当は荷物を増やしたくないんだけど、これはポイントをつかって楽天で注文しました。きっとこれも映画化か、ドラマ化されるでしょう。で、原作のあるものを映像化するときって、原作者の人はどんな思いをもつんだ??私は『鴨川ホルモー』は原作ファンであるところからはじまってるし、エッセイ買うほど、万城目さんの書く文章が好きなので、映画に対して万城目さんがどういう関わり方をして、どんな感想をもってるのかが気になる。売れてほしいからのお世辞でもなくて、原作者にも本当に楽しんでもらえる作品になっていてほしいと思うわけです。で、今劇場においてある別バージョンのちらしに、万城目さんのすごい一言を発見。(鴨ホルHPにも掲載)「映画としてやれることはやりつくしている。これで面白くなければ、原作が面白くないということです」。原作者にここまで言わせたってすごいこと・・・・。結構原作通りという噂も聞きますし、原作を生かしつつ、映像化で出来る最大限の取り組みをしたってことでしょうかね。あのぬら~とした万城目さんからでた「漢」な一言にびっくり。そしたら、先日私の万城目好きを知る友人が譲ってくれたフリーペーパーに、万城目さんの講演会の記事が載ってて、映画化とのかかわりが分かりました。大学生協などで配布してる『季刊 読書のいずみ』という雑誌の2008年9月号ですが・・・講演会で、学生からの質問を受けて・・・学生A 『鹿男あをによし』、『鴨川ホルモー』と次々に映像化がされていますけども、脚本には手をいれたりはされましたか?万城目 『鹿男』は脚本に手を入れてないですね。テレビドラマってギリギリの進行なので、それは時間的に無理なんです。最初に「この人なら大丈夫だ」とプロデュサーを信用するかどうかで自分の判断はすべて終了しますね。~中略~万城目さんからお願いしたのは、はるかちゃんが卑弥呼の生まれ変わりという展開にもっていくのはやめてくれということと、堀田イト役の多部未華子さんのキスシーンを入れてくれということ、だそう(ドラマみたことないから、なんで原作の肝のこのシーンの要望をわざわざだしたのかちょっと不明w)。で・・・肝心の鴨川の方。万城目『鴨川ホルモー』の方は、ちょこちょこ脚本に手を入れています。大体映画は3回、4回脚本を書き直すそうなんですけど、その都度おくられてきて、2、3ヶ所手を加えるという感じです。内容はほとんどお任せしています。だそうです。万城目さん脚本監修じゃないの、これ(爆)。それがあっての、上の「漢」発言かな?期待度メガMAX!!!!東横線の横浜方面行きのホームの一番先頭に、鴨川ホルモーのポスター2枚並んで貼ってあります。恵比寿にもあった!意外に公開規模が小さいのね??頑張って拡大してほしいです。それにしても・・・ポスターを突き出していたのは、ゲッペゲッペゲッペ氏だったとは(笑)。愛すべきホルモースタッフです。