タイヨウのうた総括~去り往く夏に別れを告げる
タイヨウのうたDVDのちらしです(画像悪くてごめんなさい)。映画とセットのちらしってのもかなり珍しいですね。購入されない方もチラシの山田君は「美しい」ですから、ぜひお店で入手してください!タイヨウのうたについて、まだまだいい足りないことがあった気がしましたが、皆さんが結構私の言いたいことを言ってくれたし、敬愛するある方(Love!)からもう素敵すぎるプレゼントをいただいて、すっかりご機嫌&メロメロになっているのもあり、この辺でタイヨウのうたとは綺麗にお別れすることにしました。ああ、かっこよすぎる。山田君の出演している作品を批判するというのは勇気も気力もいることで、愛のムチといいつつも、批判することで自分の好きな人の作品を自ら貶めているのではという葛藤との戦いでした。言葉を選びつつ気持ちが届いてほしいと思いつつも、怒りのあまり時に暴走してしまうこともあり。こんな思いを何度も繰り返して、懐深い大人のオタに深化できるのかな…。ただ山田孝之inタイヨウのうたは、また同じような暗い役を一つ増やしたということではなかったと私は思います。似たような設定でも、朔とはちがう孝治を生きるとの役作りをしっかりとぶれずに守り抜いた、そんな気がします。まあ、そこまで見る前に設定の類似性で食傷気味になるのも理解できます(笑)。実際ネットとかでは、「山田孝之かっこいい」という意見すごく多かったですしね。病気の設定とか、話の展開を無視できる人の方が素直に愛せた作品かもしれません。それでもひと夏を通しての、マイナスからゼロ、そして未来への孝治の再生という一つの軸となる物語は楽しめました。山田君だけ見ていれば、ね。魅力的でした、孝治。脚本が酷くなればなるほどそれと反比例して、ここまでは演じきれるという、彼の潜在力の高さ、演技のレベルの高さをどんどん見せつけるような不思議な作品でした。さようなら、タイヨウのうた。さようなら、孝治。去り往く夏に、君を送ります。