西国札所めぐり(10~13・16・17)
8月2日から始めた西国三十三ヵ所札所めぐり。画家小林氏の筆による掛け軸を用意。最初にお参りした清水寺でご詠歌を書くことも出来ますと聞き、こりゃ良いと決めた。昨日8日は、自宅を7時半出発。上醍醐に詣じ、笠取りから岩間山さらに石山寺へと歩き19時過ぎに帰宅。案じられた台風の影響もなく歩くこと39,000歩。今日は昨日上醍醐の登り口「女人堂」で借りた杖を返しに出かけ、そのついでに三室戸寺を訪ねた。精霊迎えの水塔婆を書いてもらう大勢の参拝者。大忙しの納経所の担当者。書かれたご詠歌がどこか乱暴。境内にはハスが名残惜しげに咲いていた。観音霊場に何祈るでもなく足を運んでいる。信仰心がなくとも夫婦でお参りすることに意味があるかもーーー。夜もすがら月を三室戸わけゆけば宇治の川瀬に立つは白波(十番)逆縁ももらさで救う願なれば准胝堂は頼母しきかな(十一番)水上はいづくなるらん岩間寺岸うつ波は松風の音(十二番)後の世を願ふ心はかろくとも仏の誓ひおもき石山(十三番)松風や音羽の滝の清水をむすぶ心は涼しかるらん(十六番)おもくとも五つの罪はよもあらじ六波羅堂へ参る身なれば(十七番)