一歩。

2009/08/04(火)11:16

いや。それはケジメですから。

つぶやき(141)

にょきちが友達のAちゃん宅で「みんなで花火しよう」と誘われて出かけて行ったのは19時頃でした。 21時を過ぎても帰ってこない。 いくらなんでも遅くないか? 手持ち花火で2時間って長くない? 外に出て自転車の有無を確認する。自転車はある。 って事は歩いて行ったって事よね。 まだAちゃん宅で遊んでいるならいいけど、「じゃ、帰るね~」と帰って来る途中で何かあったんじゃないかと心配でならない。 いくらなんでもまだ小学生の女の子だ。しかもビビリなにょきちだ。 「にょきちママは忙しいだろうから、にょきちちゃんだけ来させていいよー」 そんな風に言ってくれたのはものすごく有り難かったが、やはりここは私も行くべきだったのではないかと後悔する。 とろとろと眠りに入りつつあるたろう嬢だけを置いて、にょきちを迎えには行けない・・・。 玄関の鍵を開けて外に出る事を覚えたたろう嬢。 私がいないと気付いたら、きっと外まで出てくるだろう。 それこそ危ない。 「そろそろ花火は終わりました?」 メールを入れて、少々待ってみても返信なし。 Aちゃんママ宅に電話する。 ・・・・出ない 続いて携帯に電話してみる。 「ごめん。すっかり時間を見てなかった」 ・・・・ 時間はもう21時半を回っていた。 「もう9時半だから、帰って来るの遅いなぁと思って・・・」 「そうだよね。遅いよね。ごめんね~~~」 「とりあえず、にょきちに帰るように伝えてもらっていいかなぁ」 ・・・・そこまでは良かった。 「にょきちちゃんを絶対に怒らないで。私が悪いのよ。私が保護者として子供達の自由にさせて遊ばせていたから・・・」 元々怒るつもりはなかった。 無事であれば問題はない。 子供達が大人数集まれば時間を忘れて遊んでしまう事も想像はつく。 だけど、花火が終わって一度は時計を見たりした事だろう。 家で待っている人がいる、心配している人がいる。そして我が家には我が家の約束事がある。 それを無視して自分のやりたい事を通すのはどうかと思う。 その点は注意しようとだけ思っていた。 「怒りはしないけど叱るよ。」 「怒るなら私を怒ってよ。子供達は悪くない」 確かにオトナがついていながら、時間を見ていなかったというのは無責任だ。 でもそれはそれ。 にょきちにも考えてもらわなければいけない部分もある。 ここで「悪いのはAちゃんママだから、にょきちは悪くないのよ」と言う方がおかしい。 4年生の女の子5人が集まれば時間を忘れて遊んでしまう。 時計を見て、盛り上がっているところを「帰るね」と判断して帰っていくのは4年生には無理。 夏休みの思い出の一つとして夜遅くまで遊んで楽しんでもらえたらいいと思って。 時間が遅くなる事や色々な事を全て含めて私に預けてくれたと思っていた。 にょきちママとは「Aちゃん宅だから遅くてもまぁいいか~」的なフレンドリーな仲だと思っていたのに。 そんな風に言われた。ある意味逆ギレ状態 論点が若干違うような気がしますけど? Aちゃんママは既に飲んでいたので、これ以上の論争は無意味だ。 にょきちだけじゃなく他の家の子もまだAちゃん宅で遊んでいる最中だと言うが、それもおかしな話でないかい? 今夜、Aちゃん宅にお泊りするというなら話は別だ。帰ってこないというのが明白だから。 だけど花火をしてくると出かけて、2時間半以上経過しても帰ってこないとなると心配するのは当たり前ではないだろうか。 いくらなんでもまだ小学生である。 そういったオトナがなぁなぁの状態であるならば、違う意味で安心してAちゃんママには預けられない。 子供が楽しんでいたとしても、やはり時間を見て判断しなければいけないのは大人の役目だ。 しかし遅くなったのと、にょきちに注意するのはまた違う話だと思う。 そこんとこはやっぱりケジメをつけなきゃいけないと思いますよ? にょきちはオトナのただならぬ雰囲気を感じ取っておりました。 軽くシャワーを浴びたにょきちに話しかけた。 「花火が終わった後とか遊んでいる時に時計を見てみた?」 「うん。」 やはり時間は気になったものの、他の子も遊んでいるから「いいのかなぁ」的な思いをしつつも一緒に遊んでいたという。 心配していたんだよ。 これからはいいか悪いかを判断してね。 どんなに楽しく遊んでいても帰って来るのを待っている人がいる事を忘れないように。 帰って来るまで相手を心配させている事を覚えておいて。 そんな事を簡単に話した。 決して大きな声を出して怒鳴った訳ではない。 ぽつりぽつりと言っただけだった。 にょきちは泣いていた。 小さい事でもいい。何かこの事で気付いてくれれば嬉しいと思う親心でした

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