2013/09/02(月)14:44
ジオラマでよかったよ・・・あまちゃん
いつもは月曜日が来るのが待ち遠しかったここ数ヶ月。
しかし、今日は違った。
先週の土曜日、「あまちゃん」を見ながら、月曜日が来るのが怖いようなでも見たいような。
そして今日。
BS朝あまを早速見る。
まずはジオラマでよかったぁ(津波を伝えるのが)
ここ、ものすごくデリケートな部分だから、ジオラマで北鉄の車両の様子、街の様子、海女カフェの様子が伝えられていたのが、ソフトで良かった。(ホッと胸をなでおろす)
グッと来たのは、ナレーションの言葉とあんべちゃん、
いつもは「まめぶ」を出すあんべちゃんが3月11日に限って「豚汁」
まめぶをめぐってのちょっとした会話、緊張している中にちょっとした笑い。
ここの表現がさすがだなぁって思った。
実際、あの日、私はTVを見ながら心と頭はパニックになりながらも夕食を用意して、どこかで「落ち着け!」と言っている自分がいた。
また、ナレーションで「みんな、津波の映像を見てえーっ!とかワーッ!とか言葉では言うが・・・」という表現がすごく、的を得ていると思った。
北鉄の運行中の電車に乗っていただいきっつぁんとユイちゃん。
東京行きの切符と、コンサートのチケットを握り締めているユイちゃんに涙。
トンネルの中で停車した電車。
外の様子を見てくるといって線路上を歩くだいきっつぁんが、自分を奮い立たせるように「ゴーストバスターズ」を歌うシーンもなんだかその感情がよくわかる。
夏ばっぱからのメールで続くになったのだが、ばっぱ、生きているよね。
きっと、みんな生きていて復興のために頑張る姿を描くと思うんだけどな。
今日の、「2011・3・11」の描き方はよかったなぁとしみじみ思う。
見終わった後、とっても安心したし前に向かっていける感じがした。
地デジの朝あまも見たが、その数秒前、「おはよう日本」の司会者阿部渉さんが、いつもは「皆さん今日もお元気で!」と言うのに、今日は「この後、見逃せません」だったような?
いつもと違う言葉を言った。これも珍しいこと。
クドカン、あまちゃんスタッフの皆さん、震災のあの日のことをこのように描いてくれてありがとう。
見たいような、見たくないような、思い出したいような、思い出だしたくないような複雑な感情だったけどすっきりしました。
そしてそして、大友良英さんの「音楽」の力もすばらしい。
オープニングテーマ、「潮騒のメモリー」など、いたるところに流れる音楽が画面とマッチしている。
全てがよく出来ているなぁと・・・