痛みの伝わってくる試合。
衝撃的だった内藤大助選手のタイトルマッチ。いろんな意味で感動させてくれた試合でした。中盤での大苦戦から、ダウンを喫したときはもはやこれまでかと思ったのですが、その後の驚異的なねばり、最後まで試合をあきらめない心身のタフぶり。涙目になって見守っている奥さんの心境まで伝わってきて、こちらも泣きそうになりました。それにしてもチャレンジャー、すばらしいですね!決して下がらず前向きに攻めつづける姿勢はまさにリアル「はじめの一歩」、技と試合運びの上手さを身につければ、「中国のボクシングチャンピオン」誕生ももうすぐかと期待させてくれます。(・・・予定通り上海で試合行われたら、はっきりいってどちらの勝利だったかわかりません・・・)内藤選手の試合直後のコメント、「しょっぱい試合してすみません」この人は本当にいい人なんだろうなーと、しみじみ思いました。ボクサー(にかぎらずアスリート全般なのでしょうが・・・)は、引退後の実人生のほうがずっと長いので、ジムや後援会の皆さんにもあたたかいバックアップ期待したいところです。 まずは、おつかれさまでした。「いじめられっ子のチャンピオンベルト」ももう一回読み直してみようかな・・・。