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2006.08.29
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カテゴリ:カテゴリ未分類
「オオカミに育てられた」という歴史上の神話伝説は世界中にあり、
物語としては魅力的でロマンティックですらありますが、
実話?となると検証されれば首をひねることのほうが多くて、
「心身に障害があるために遺棄された不幸な子が、偶然発見されると
 (障害からくる)ふつうの人間らしからぬ振舞いのために、
 発見者に『野生児』だとかんちがいされる」
というのがやはり、いちばん妥当な解釈と考えられます。

それにしても、作り話とすればシング牧師夫妻がなぜ、
そんな作り話をでっちあげたのかが気になりますね。
「オオカミに育てられた」肯定派であるマクリーンの著書『ウルフチャイルド』
には、このことを読み解く手がかりになりそうな情報がいくつか散見されます。

シング牧師が自著『狼に育てられた子』のなかで、少女たちを発見した
自らの冒険を記載しているにもかかわらず、マクリーンが採集した現地の情報では
くいちがう談話がいくつか出てきたこと。
村人が発見したオオカミ少女を現地に布教にきたシング牧師にゆだねた、というたぐいのもので
、先人のオグバーンらの調査のときも同類の記録があります。

・・・あるいは、現地人が牧師を騙したのかもしれません。
健常児と異なるこどもたちを「世にもめずらしいオオカミに育てられた子でござい」
とかなんとかいって、宣教にきた牧師に押し付けた、牧師も崇高な宗教心?から
本気でそう信じ込んだという仮説もなりたちそうですね。
施設に収容するために誰かがそういう話をつくったということもありそうです。

人権意識も児童福祉の概念も未発達だった今世紀初頭の未開地域で、
障害その他の事情で生き延びられないと判断されたこどもたちが無数に棄てられ、
その大部分が自然淘汰されたであろう歴史的現実を思えば暗澹とした気分になります。
「オオカミ少女」というたてまえで孤児院に収容されたこどもたちは、
その中では不幸中の幸いかもしれませんが、その短い生涯はやはり不幸に相違ないですね。

・・・マクリーンの著書によれば、彼女たちが孤児院に収容された当初、
尋常でない風変わりな子がきた、ということで
物見高い見物人が孤児院におしかけてきたとき、牧師は
野生児だということを否定し、「この子たちは、乞食の親にすてられた知的障害児」
と言いつくろったそうです(非常に的をえているというか、言い訳とされている
こちらのほうが真実味があるので驚きます(~_~;))。
しかし、こどもたちが病気になったとき往診した医師には「真実」を隠しきれず、
ついに彼女たちが「オオカミ少女」だと世間に知られることになったとか。





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Last updated  2006.08.29 14:12:32



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