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カテゴリ:つれづれ日記
その昔、私は異様にこわがりで臆病なこどもだった。
(・・・って、今もだけど(^_^;)) 小学校のクラスでいわゆる怪談本をまわし読みしたり、 口コミでこわい話を聞くとそれだけで夜眠れなくなった(*_*;。 (気がついたら朝になっていたから、いつのまにか眠れていたんだとは思う(^^;)) 私が小学校低学年のころ、スプーン曲げに代表されるような いわゆる「超能力」ブームがあった(トシがばれるね? (^_^;))。 だいたいみんな、超自然的なこととか、こわい話は好きらしく、 怪談本は学級文庫でも人気があった。 なつかしいのは児童向けに偕成社から出ていたシリーズの 『世界のこわい話』『世界の恐ろしい話』 (いまも復刊されているけど、残念ながら表紙の絵が変わっている)。 悪魔との契約、幽霊、死神、吸血鬼、天罰や呪いといった あらゆるオカルティズムが集大成されていて、 これを読んだら夜はこわくてとてもひとりでは寝られなかった(^_^;)。 でもついつい読んでしまう、「こわいものみたさ」はヒトの根源的欲求だと 思わざるを得ない。 中学では霊感のあるなしが話題になった。 霊感のある人はいろいろ不思議なものが聞こえたり見えたりする、 神秘的な体験をしていたらしい。 (そういうことも現在の精神医学や脳科学ではある程度 科学的に解明されているらしい(^_^)。つまり、霊のなせるわざではない という意味だけど。) 私は、こわがりだけど幸いなことに鈍いので(笑)、そのたぐいの体験は せずにすんでいる。 あやかしの経験といっても、あとで考えれば夢かうつつか、はっきりしないことが多い。 怖い夢で目がさめることがあっても、具体的にどんな夢だったか 思い出せないことと似ている。 うちのこどもたちもこわい話は大好きだ。 TVでチープな怪奇特番があったりすると、目を皿のようにしている。 「(こわくて)眠れなくなっても知らないから」 といっても頓着しない。 でも、いまどきの子は時代がちがうせいか、 深夜に様子をみにいくと平気でぐうぐう寝ている(*_*;。 昔よんだエッセイにこんなのがあった。 エッセイの作者(女性)が 『恐怖! 3センチの姑』という週刊誌の見出しをみて、 えっ(身長)3センチの姑!? そんなバカな・・・と思って読んだら 「・・・同居している姑が、いつもふすまを3センチ開けて若夫婦の様子を観察している(*_*)」というぞっとしないオチだったという。 (もっとも、当の若夫婦、とくに新妻からしてみれば、霊だの怪奇だのというよりこちらのほうがよほど切実に恐ろしいにちがいない(>_<)。) 齢をとるほどに、「怖いもの」というのがより現実的で身近な具体例になってくる。 実際に毎日報道されている犯罪事件のほうがよほどストレートにそっけなくて怖い(^_^;)。 そんなこんなで、クラブの合宿や林間学校の眠れない夜にみんなで語り合った「こわい話」が しみじみ懐かしくなるらしい(^^)。 また、おとなになるとものの見かたも変わってくる。 前述の児童向け『世界の~はなし』シリーズなど、 天罰をほのめかすことによって大衆をけん制するヨーロッパのキリスト教史観が 仄見えて興味深い。 お化け・妖怪のたぐいがやみくもに怖いというより、話のおくにすけてみえる 人間の悪意に気づいたとき、いっそう怖くなったりする。 ・・・というわけで、こわい昔話はどこかなつかしく、ゆっくり読んで語り口のたくみさ、物語の哀しさやうつくしさにひたってみたくなります(^-^)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.27 01:29:51
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