さ・る・の・あ・な・た

2019/03/07(木)17:01

遠き仏領インドシナ。

つれづれ日記(1063)

​​戦前戦後を通してパリを席捲した流行歌 『可愛いトンキン娘』。 ジョセフィン・ベーカーはじめ多くのスターが歌ってヒットしたようです。 トンキンは、トンキン湾一帯 つまりハノイふくむ現在のベトナム北部をさすのだそうで。 歌われている『トンキノワーズ』は たぶんショーガール、歌手か踊り子とおぼしく、 異国情緒あふれる詞とメロディーは パリの聴衆に大いによろこばれたことでしょう。 こちらは1941年発売の『佛印だより』、 現在は失われた時代の記憶の断片 ・・・のはずなのに、 なぜか歌詞に既視感がありますね。 (親日のベトナム美人にDNAのルーツの近さを感じ、 サイゴン米の美味しさに舌鼓をうつ?・・・ 21世紀現代も、あまりかわらないような。) 戦前の貴重な映像。 街の中心を市電が走り、 鉄道を引いてりっぱな列車が通る、サイゴンは時代の最先端をゆく都市だったのですね。 そういえば、ハノイで開催された先の米朝会談・・・ 交渉中断して大きな成果はなかったように報道されましたが 開催地ベトナムには経済効果とかメリットが少なからずあったのでしょうか。 (北の将軍さまは往復はるばる大陸横断して鉄道でお帰りになったとか、 これからベトナム各地をむすぶ鉄道そのほか交通網がいっそう発展してより便利になると いいのですが。) 人気ブログランキング にほんブログ村​​

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