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カテゴリ:ソーイング・リメイク
11月の大安に、娘の大学のお友達がめでたくご成婚。
薄給(苦笑)な娘、 ご祝儀や 友人たちの内輪の二次会三次会の参加費用まで含めると とてもゲストドレスの新調までまにあわず・・・ 一張羅の黒スーツで出席も華がなくて気の毒だな と思っていると、 なぜかおばあちゃん(義母)が 「お母さんにつくってもらいなさい」 そんな腕のあろうはずもないですが・・・ なるべくベーシックで見栄えのする?デザインをえらび 苦心惨憺?してつくりあげたのが、これ。 半袖ワンピースとジャケットのアンサンブル のつもり。 生地は、以前おばあちゃんが 「もういらないから」 とくださった、麻とウール混紡の単衣のきもの。 ちょうどサマーウールのような風合い。 ベンベルグで、総裏付き仕立て。 ゲストドレスは原則単色らしい のですが、新婦さんの衣装がライトグリーン(花嫁さん自身のお好きな色)(^-^)とのことで、 草花に流水のさわやかな水色が基調なら、まあ許容範囲かと (でも実際は、ブライダルコーディネーターとのあれこれで、レモンイエローのドレスだったとか)。 あのバーバラ寺岡さんが、 いらない服をリフォームしてフォーマルに着れる服にするから 『リフォーマル』、 と造語していらっしゃいましたが(^^)、 おばあちゃんのきもの が孫娘のフォーマルになる、 まあこれもあたたかい家族の絆、かも(^v^)。 一見シンプルなワンピース ですが 後ろファスナー(コンシール)、すそ後ろ中央ベンツ と洋裁のポイントがあり勉強になりました。 サイド片側のみ縫い目利用ポケット(用尺の問題)。 ジャケットは基本中の基本で むつかしいところ特になし。 やはり用尺で、元型よりすそ10センチ以上短くして、スペンサー丈(の、つもり)。 ワンピースは本来ならひざ丈ですが 小柄な娘にはミディ丈になり、 ジャケットのコーディネートでむしろ良いバランス(^_^;)。 「(ワンピースの)胸まわりがあきすぎてスカスカする」、 (デコルテを強調するひと昔まえの流行のデザインだもの、無理はない) 「(ジャケットの)衿が大きすぎるよ」 とクレームのたまった娘、 とどめは 「お母さんごめん。 中心に線が入った服って、あんまり好きじゃないの・・・」 ・・・これはしょうがない、キモノ幅(36センチほど?)の強引な裁ちあわせだから(^^ゞ。 お父さん「タダで作ってもらったんだ、文句いうな」 結局、当日着てゆきました (まあ、ある意味親孝行?)。 幸いにも列席者のみなさまに 「お母さんがつくった服? ええなあー」 とおほめいただいたそうです(あたたかいお心づかいに、深謝(^^))。 いっぽうお父さんは、 戻ってきて掛けてある服をみて、 「・・・やっぱり、服の真ん中に線が入るのは変だ(感心)」 ・・・なるほど親子だなあ(@_@;)。 あそびにきたトゥイちゃんだけは 「おかあさんがつくったの? すごーい\(◎o◎)/!」 と感嘆してくれましたが(^_^;)。 人気ブログランキング ハンドメイド(洋服)ランキング ハンドメイド(リメイク)ランキング にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.12.15 17:08:13
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