さ・る・の・あ・な・た

2023/11/03(金)19:30

わたしはケモナー?

読んだ本いろいろ(194)

擬人化された?どうぶつマンガ愛好家を総称して『ケモナー』とか『人でなし』というのだそうです。 イヌの軍隊漫画『​巻きシッポ帝国​』。既刊3巻、作者のかたが他の作品(動物マンガではない)に傾注していて、新作は出ていないようですが・・・続巻に、期待します。 ヒロインのフサフサ娘、ミンミンがキュート。もの思うようすが、少女マンガチックで、萌えます💗。 主人公のリク伍長と上官のパッチ少尉。 ミンミン、 窓辺にて、なに思っているの? こちらはロシア出身の若手漫画家のかたの衝撃作『​サバキスタン​』。 架空の巨大独裁国家『​サバキスタン​』 の何世代かにわたる変貌が描かれています。 『巻きシッポ帝国』のたぐいかと思いきや、 内容はかなり重く、 疲れているときや心がよわっているとき(笑) 読むとトラウマになりそう。 言論や思想の自由無き圧制下に生きる人々にとっていかに精神的自由が尊く、命とひきかえにも希求してやまないものであるか。サバーカとはロシア語で『犬』、サバキスタンは『犬の国』とでもいいましょうか。ヴォルクは『狼』。 強権国家に統合された小国出身の転入生。サバーカでないというだけで、クラスメートに冷笑されクラス担任にも冷たい目でみられるヴォルクの少年。 かわいそうで泣けてくる😥のですが、実際はもっと苛酷な現実があったかも(いま現在も)。 全3巻となっていますが、ペレストロイカから体制崩壊、新国家設立から現在まで、成長しながらヴォルクの少年がどんな半生を送ったのか、ぜひ知りたいです。続刊あるいは番外編に期待。 おまけ、なぜか『コロコロアニキ』(小学館)に掲載された小林源文先生のセルフパロディ?? コミケにて、銃で脅される小林源文先生、 「いつになったらキャットシットワンの新刊がでるんだよ」「死にたいかエッ!!」 「ボクのワッペンが売れないだろ!」 ・・・てか、​キャットシットワン​に、こんなねずみさん出てきたっけ??😅😅 どうも失礼しました。 人気ブログランキング 本・書籍ランキング にほんブログ村

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る