おかげさまで、ぶじ
実家の墓じまいと永代供養の手続きを終えました。
さみしさもありますが
なんとかじぶんの心身じょうぶなうちに
済ませることができて
ほっとしました。
実家は本来
祖父の叔父さんにあたるかたが当主だったのですが
戦前に身を持ちくずして零落し、
叔父さんの代で家名が絶えたのに
しのびなく
祖父が家名を継いだのだそうです。

昭和4年建立の墓標。
なき父が生まれた同年。
「世界恐慌の年に生まれて平成不況の只中に死す」
「・・・私が、この呪われた一族の最後のひとり」
と冗談めかして言っておりましたが。

お墓を建てたのは祖父の叔父さんですが、
経年劣化で40年ほど前に、リニューアルされています。
左から
両親の墓、中央が祖父母の墓、小さい塔はそれ以前のご先祖を祀ったもの。
生前の祖母がすごくはりこんで建てたわが家の墓
(もちろんその巨額の費用は父にせびったに違いありません😅)。
撤去するのも莫大な費用がかかります😂😓。

いままで気づきませんでしたが、小塔に3名の戒名が刻まれていました。
女性の戒名もあり、祖父の叔父さんゆかりの人でしょうが
どなたなのかはわかりません。
閉眼供養で
住職さまと副住職さまに読経していただきながら
お骨をとりだし・・・
両親と祖父母の骨のみでした。
祖父の叔父さんのお骨はいずこに?
お寺の真新しい永代供養廟に納骨して・・・
実家の一族全員が
安らかにお眠りくださるように
と祈ります。
住職さまのお話では
檀家の墓所も
いつ、どなたが建てた誰のお墓か
わからない、事実上の古い無縁墓が膨大にあるそうで、
だからこそ
(けじめとして、墓じまいはきちんとしておくべき。)
と主人に力説されました。
わが実家のご先祖の出身地に位置するお寺、
吸収合併されて
郊外ながら県都の政令都市となり、
跡取りとなる副住職さま
(現住職さまのご子息)
は快活ですばらしい好青年です😊。
お寺のいっそうの発展と明るい未来を願うしかありません。
長年お世話になったこと
および永代供養していただけることに深謝。

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