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こころのお散歩

ある兵士の祈り

大きなことを成し遂げるために、
力を与えてほしいと神に求めたのに、
謙虚さを学ぶようにと、弱さを授かった。

より偉大なことが出来るようにと、健康を求めたのに、
より良きことができるようにと、病弱を与えられた。

幸せになろうとして、富を求めたのに、
賢明であるようにと、貧困を授かった。

世の人々の称賛を得ようとして、成功を求めたのに、
得意にならないようにと、失敗を授かった。

人生を楽しもうと、たくさんのものを求めたのに、
むしろ人生を味わうようにと、シンプルな生活を与えられた。

求めたものは何一つとして与えられなかったが、
願いはすべて聞き届けられていた。

私はあらゆる人の中で、
もっとも豊かに祝福されていたのだ。
 
(ニューヨーク市三十四番街にある物理療法リハビリテーション研究所の受付の壁にある南部連合の無名兵士の詩)

クレド(弱い者の信仰宣言)
 原詩:ある兵士の祈り
成功を収める為に神に力を願ったのに
弱くなってしまった 謙遜を学ぶように
偉大な事をする為に神に健康を願ったのに
病気になってしまった 神の心に叶う様に

私の願いは何一つ叶えられなかったけれど
希望した全てのことを私は受けた

幸せになる為に神に富を願ったのに
貧しくなってしまった 生きる厳しさ知る様に
弱い人を助ける為に権威を願ったのに
無力になってしまった 神に頼ることを学ぶ様に
神は私に必要な事何もかも知っておられる
希望した全てのことを私は受けた

人に尊敬される為に 神に手柄を願ったのに
ただ失敗に終わった 思い上がらない様に
聖なる人になる為に神に徳を願ったのに
罪の醜さに泣いた 神の愛の深さ悟る為に
私の姿は変わらない
弱く何も出来ないけれど
喜びに満ち溢れて私は歌う



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