まず声を視覚障碍者側からは、わかりませんので、知っている人ならば「○○ですけれど、こんにちは。」というようにこちらから声をかけましょう。また、知らない人の場合には、「こんにちは。何かお手伝いしましょうか?」と言ってみましょう。☆ 交差点、駅などで迷っているように感じたら・・・ 気軽に声を賭け,手を貸してあげてください。 その際、「大丈夫です。」「結構です。」と言われることもあります。その時は、決してがっがりしないでください。「では、お気をつけて」と言って、別れましょう。 ☆一緒に歩く時 視覚障害者の歩きやすい側の手で、皆さんのひじの上あたりをつかんでもらいます。次のことはしないでください。 ・ 白い杖(白杖)を引っ張る。 ・ 手をつなぐ ・ 後ろから、肩を抱くようにして押す。 ・ 背中を押すようにして誘導する ☆電車に乗るとき ホームと電車の間が広く開いている時など足元をよく確認してください。 座席があいていたら、すわりたいかを確かめて案内します。椅子の端に手を触れさせてあげてください。空席がないときは、つり革や手すりなどにつかまらせてあげてください。 ☆部屋に入ったら? 部屋の広さ、他にいる人など、簡単に説明しましょう。座る時は、椅子の背をさわらせてあげてください。 ☆お茶をすすめるときは? 「お茶です。」と言って、手をお茶碗にふれさせてあげてください。 ☆一緒にお食事をしたいのですが・・・。 レストランでは、おおよその好みなどを聞き、メニューを説明しましょう。料理が出てきたら、内容とその位置を説明しましょう。 ☆お手洗いの利用に関して 随時、聞いてあげましょう。また、異性の場合は、一緒に入れないので、通りがかりの人に「すみませんが、お願いします。」と言って、お願いしましょう。 見ることでは、何も情報を得ることができませんので、言葉を尽くして説明することが大切です。また、実際に手をとって、そのものに触らせてあげることはとても有益です。場所を説明する際、時計の針の方向で説明するとわかりやすいです。(たとえば、2時の方向というように) また、いろいろなものをさわるので、どこかにお連れする場合など、ウェットティッシューを用意しておき、食事の前などにさしあげるとよいでしょう。 さあ、皆さんも勇気を出して、話かけましょう。 |