睡眠時無呼吸症候群の記録

2010/01/03(日)07:49

下層に強い暖気 地球の寒冷化

 予想がたいへん難しく今後の展開がどうなるのかたいへん不透明です。1 NOAAや韓国気象庁の予想でも500HPAに強い寒気が入ります。NOAAは2日9時秋田市を-37℃くらいの予想でしたが、実際は-30.9℃でした。3日9時は-37℃ですが、韓国気象庁は-33℃を予想しています。2 下層の850HPAではNOAAが2日9時秋田市で-13℃を予想していましたが、-10.7℃でした。3日9時はNOAAは-11℃から-12℃に対し韓国気象庁は-10℃です。850HPAの予想は難しく年間を通して当たることは少ないのですが、ちじよう気温を左右するので誤差を含んでも参考になります。3 平成18年1月の豪雪のときはこのパターンと反対で500HPAで-25℃とかなり高いときに850HPAでかなり下がったことがありました。逆も真なりということで暖冬の年なのでありえるのかなと思いたくなります。エルニーニョが発生しているので典型的な暖冬です。少なくても昭和時代はこの程度でも暖冬でした。地球が寒冷化に進んでいると仮定すれば今回の大雪も納得がゆきます。 そんなわけで予想が難しい年になっていると思います。直近の気象状況ではNOAAは500hPAには6日から17日あたりまで平年より低くなると予想し特に7日から8日は-35℃くらいになります。850HPAは8日から10日に-12℃から-10℃、13日と15日から17日にかけても-11℃から-12℃を予想しています。5日は-4℃、6日は-6℃と暖かくなる予想です。 韓国気象庁は下層は平年より3℃から6℃も暖かくなる予想です。ただ、850HPAも500HPAも高度が低くなることもあります。気温が下がれば高度も下がります。500HPAで顕著ですが、湿度が一桁になれば冷え込みます。下層に下がるにつれて湿度が少しずつ上がってきます。そのときに空気中の水の粒を吸収し気体にするときに吸熱反応が起き気温が下がってきます。この反応は平成17年から18年の豪雪のときの1月から2月にかけて発生しました。 今年は200HPAで大陸に低気圧があり西風が吹いています。北海道の北から西にかけては南風になっています。秋田は西風です。ところが850hPAでは北風です。東シベリア、北海道、秋田に向う北風は850hPAのおよそ1300m。11000mは北海道から北で南風です。秋田にやってくる850hPAの北風は200hPAの暖かい南風に温められてやってくるのが原因かもしれません。 ただ来週あたりから大陸北部に200HPAでも高気圧が出てきそうです。850HPAも200HPAも北風になるかもしれません。 

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