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ササアユ店長日記

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2008年03月08日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
こんにちはOK

最近久しぶりに夢中になって読んだ本がありますノート

森達也さんの放送禁止歌という本です。


あまりノンフィクションは読まない私ですが、

何かの雑誌で好きなミュージシャンが推薦していたので手にとってみました。


少しでも興味のある方には、実際に読んで自分で感じて欲しいので
詳しいことは書かないほうが良いのかもしれません。



ちょっと話は逸れますが、
私が最近買ったCDの中に、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの
ワールド ワールド ワールドという作品があります。

世が世なら、その中の「No.9」「ライカ」などは放送禁止歌だったかもしれないな、
なんて、ふと頭をよぎりました。


私は生まれも育ちも青森です。

ですから、部落差別の知識は本当に無に近いと思います。

部落差別について知ったのは小学校の頃。
変わった先生が担任で、「先生が黒板に書く」という授業はなく、
興味を持ったことを自分でとことん調べて
レポートを書いて提出する、という方式でした。
やればやっただけ褒められるので、
私は兄の参考書や従兄弟の本や辞典を借りて色々調べたのです。

そして、調べていって知りました、「士農工商」だけじゃなかったことを。
続きがあることを。

小学生ながらに大きなショックを受けました。
それは今でも覚えています。

最初は読めなかったその漢字が、どんな意味なのか。
人が人をこんなに口汚く罵れるんだ、と。


でも私はやはり忘れてしまっていました。
私には関係のないことだ、東北にはないことだし、
と無意識に消していったのかもしれません。


そして年月が経ったある日、ある友人がカミングアウトしてくれたことがありました。
「私、アイヌなの。」

その時も私は「へぇ!そうなんだ!」と、
その友人がどんな思いで打ち明けてくれたかなんて解っていませんでした。

その友人、友人の両親が受けてきた差別の話をきいて
ようやく気付いたんです。

差別は昔の話じゃないし、他人事でもない。


それからすこしだけですが、自分なりにアイヌについても調べました。
調べた内容は殆ど忘れてしまったけれど、
「アイヌの人々は抱き合って挨拶をします」
という文章がなぜか頭から離れず、
その友人と次に会った時、思い切り抱きしめあったことを覚えています。




「放送禁止歌」を読んで思い出した私の思い出話です。
本の内容については、是非手にとって読んで頂きたいです。


自分の頭で考え、自分の言葉を使うことの大切さ、
知ることの大切さ、解った気分になることの愚かさ・危うさ、
に気付かされたような気がするんです。









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最終更新日  2008年03月08日 13時54分59秒



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