心も体も健康家族

知って楽しむ情報集　小林　正観　著
2008年2月14日　宝来社　発行

人間観察40年の情報いろいろ

人間社会で、実生活で評価されるのは「賢い人」です。
「賢い」とは、知っている情報や知識を日常生活のなかで応用し、実践していること。知っている情報や知識を、日常生活に役立てなければ、知っていても宝の持ちぐされ、応用して、使いこなすと、毎日が楽しくなります。

顔の部品がばらけている人は、心の中に希望があって、顔の部品が集中している人は嫌で嫌でしょうがない。こういうことを基本的に覚えておくといいと思います。

眉毛が濃くて太い人は、働き者です。なぜかと言うと、よく働く人は、額にたくさん汗をかきますが、汗が目に入ると作業ができません。眉は、汗をブロックするためのものですから、汗をたくさんかく人ほど自分の意思で眉が濃くて太くなります。

耳たぶが直角よりも垂れ下がっている人を福耳と言いますが、この垂れ下がっているところを中国では垂珠と呼んでいます。垂珠とは、宝石が垂れていて、富や福がここにあるという意味。これが中国から日本に伝わって、「福耳の人は成功する」という思想になりました。

目玉は、自分の精神的なもので見ようとすると、前へせり出してくるのです。ものを見ないようにしていると瞼が垂れ下がってきます。それから、自分にとって心が温まるもの安らぐもの優しい気持ちにさせてくれるもの、そういうものを好んで記事として読む、あるいはテレビで見るようにすると、目が澄んできます。

結婚をしていて左右の目の大きさがかなり違う人は、配偶者との関係が思うようにいっていないのかもしれません。恒常的に愛情が同じ濃さで推移している場合は、心が暗影しています。そうすると、目の大きさが一定になっていきます。

目じりにたくさんしわが入っている人がいますが、異性にもてた数だけしわが増えます。自分の恋愛の数が全部、目じりに出ている。実は、目じりのしわと言うのは、化粧や年齢の問題ではなく、恋多き男性や女性は増えていくようです。

エラが張っているのは、奥歯を噛みしめる時間が数千時間あったということ。すなわち、エラが張っている人は、我慢をし続けてきた人です。このような人を一言で言うとえらい人と言います。

アゴが三日月のようにクイっと出て発達している人がいます。
このような人は、言いたいことをしゃべって攻撃的。尖ったアゴをしている人は、自己主張が強いようです。グッと奥歯を噛み締めてエラが発達した人と、正反対の位置にいます。

額を髪の毛で隠している人、あるいは額だけでなく眉毛も出さないように、髪の毛をできるだけ下へ下げている人がいます。こういう人は、隠したいことがたくさんある人。実は、眉毛を隠すというのは、目を隠したいと思っているのです。

一流歌手や一流俳優というのは、美人であるとか演技が上手いとか歌が上手いとかいうことだけではなく、別な要素で決まるらしい。
笑うときに口元がきれいになる人は、強い星をつかむ。今のところ、そこが一流になれるかどうかのポイントだそうです。

基本的に左手というのは、先祖が代々その家計に伝えるべき功徳です。だから、仕事運、職業運、愛情運というのは全部左手に出ています。

結局は、自分の力で生きるのではなく、「感謝をする」ということになります。実は、感謝をすると、結果としては全部左手のものをいただくことになる。「私」の力を過信しないで、自分が努力するよりも、先祖が築いたものをいただいた方が、楽で早いのです。

爪を見ると、下の方に白いものが5分の１くらいありますが、これを半月と言います。全部の指に半月が出ている人は、非常に健康。末端まで血がいきわたっていて、血が滞っていない証拠です。

自分で「自分を好き」と言う人は風邪をひきにくいし、病気をしにくいし、免疫力も強い。自分で自分を好きになる大きな要素は、１銭にもならないこと、バカバカしいことを一生懸命にやっていることかもしれません。

朝起きたら、鏡を見て「結構かわいいじゃない」と言ってニッコリと笑う。そうすると、大量に女性ホルモンが出て、ものすごく若くてきれいになるに違いありません。

面白いことに、体が痛いとか不調な人は、「痛いから」「辛いから」ということをずっと訴えかけはするのですが、人に何かをしてあげようとは思わない傾向があります。人に何かをしてあげようと思う人は、あまり痛くなったり不調になったりしないようです。

常にマイペース、「他人の評価、他人の目は関係ない」、「わが道を行く」と言って自分大事に生きている人ほど長生きする傾向があるようです。
長生きの人が、「長寿の秘訣は何ですか」と聞かれて、必ず全員が言っている一言があります。
それは、「くよくよしないこと」これはどういうことかというと、「いろいろなことを気にしない」ということ。

心理学的に言うと、お酒を飲む人は、飲み込みたいことがたくさんあって、酒というものを借りて飲み込んでいる。お酒に依存している人は、飲み込みたいことがたくさんあるような状況をつくらないようにすることが、根源的な治療でしょう。

タバコを吸う人というのは、タバコの煙という形を借りて、吐き出したいものを吐き出している場合が多いようです。だから、お酒とタバコをやっている人は、ストレスに弱い人。「自分は弱い人間」と他人に見せて歩いているのかもしれません。

自分の目の前に起きる現象が、全部自分の書いたシナリオだ、と完全に頭の中を入れかえることができると、ありとあらゆることに不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句を言わなくなります。

金持ちに生まれてぐれた人もたくさんいて、貧乏に生まれても楽しくやっている人もたくさんいます。
自分がどちらの人格になるというのを自分でシナリオを書いてきただけで、自分が生まれ育った環境はあまり関係ないようです。人格をきちんと自分が形成するという約束ごとで、自分の親を選んでいる。全部その人にとって必要なことが起きているのです。

「ものすごくついていて楽しく幸せな人生だ」と言う人がいます。そのような人に、ではありがとうをどのくらい言いましたか。
と聞いてみてください。おそらく、多くの人は「１００万回くらい」とか
８０万回でしょうか」と答えるでしょう。それから
では、その８０万回ありがとうを言った数に見合うくらいの楽しいこと幸せなことが、降ってきていませんか。
と聞くと「全くそのとおりです」と話されます。

つながっているすべての人にありがとうございます！