カテゴリ:精神世界
大宇宙合格! 自分が自分でおめでとうの巻 大敬先生 (幸せ通信)第7集 真事の人(我を忘れて行ずる人は神です)の言葉は真言となり、真言は真事となって、その人の言い放つ言葉は必ず実現します。 「アリノママ」というのは、在りのママですね。 ハーモニーのとれた美しい想いの旋律をいつもかなでている方のまわりには、規則正しくて、バランスのよい世界が結晶化しますし、想いが千々に乱れる方が固形化する世界は、不統一な、混乱の世界となります。 神とは、私たちのいのちの本質のことです。 今の進化の段階で、この自分の囲いを取り去って、個の意識を崩壊させず、個としてのいのちを存続できる人は、一人もいないのです。 人間は失敗を恐れていたら、ちっとも進化できません。失敗する自由をしっかり持っていましょう。 無心で、我を忘れている時、自分の囲いが消えています。そこからヒョイと出てくる行動というのは、自分の損得を超えた、大宇宙的行動なのです。ゴミをヒョイと拾うといった小さな行動でもそうなのです。 まず問題があって、その問題について、いろいろ対処を工夫して解決する。これが問題解決の方法なんだと、世間の人は思っているのですが、本当はそうでもないのですね。 問題なんて本当はないのです。 なぜこの仕事をするのかという根本のところを、しっかりとらえて仕事をする人(道心をもって仕事をする人)と、ただ給料のために働く人とでは、10年もたてばその人の人生の充実の度合がまったくちがってくるのです。 道心を持たない人は仕事から何の喜びも得られませんし、人として成長することも少ないのですが、道心を持って仕事をする人は、失敗も道心のない人と同様にいっぱいするのでしょうが、その失敗を道心を持つ人は成長tのための糧にしてゆけるのです。ですから同じように出発して、どんどんいにちの実力の差がついていきます。 悟りとは、すべての人やモノとひとついのちになること、ひとつこころになることでした。 ですから、人類全体が一人残らず、ひとついのちの故郷に帰ることができるその時まで、私たちの心に煩悩の感情が尽きることはないのです。 悟りの時も、迷いの時もある、わがいのちの歩み。悟りの一歩はいいが、迷いの一歩の踏み出しはいやだと拒否していては、いのちは前進できません。 秀才とはその人が秀でた能力を持っていらっしゃって、その自分の力で仕事が出来る人のことです。 秀才は自分の能力で仕事をする人ですから、いつの日か限界に達してそれ以上の仕事が出来なくなりますが。天才は自分の力で仕事をするわけではなく、自分はいつもカラッポで、カラッポだからこそ、必要な時に必要な能力やモノ、人などがいくらでも流れ込んでくるのだから、ガンジス川の河原の砂粒の数を数えつくして尽きるとも、その才能は尽きることはないのです。それで禅の方では「無一物無尽蔵」などという言葉があるわけです。 秀才の道というのは、持って生まれた自分の筋肉、頭脳、性格などの能力で仕事をするわけですから、万人に可能なことではありません。 なぜ、修業をやめたお釈迦さまに悟りが開けたのか。 悟りとは、自分が自分であるという、誰にもマネ出来ない絶対の座席(ここが宇宙の中心)に腰を落ち着かせてゆるぎがなくなることをいうのです。 あなたが、あなたといういのちの独自の傾向性を受け入れ、その我がいのちの今・ココにいにちの全体重をかけて、本腰を入れてふるまっていれば、それこそが仏様なのです。 座禅しているうちに、いつの間にか囲いがほどけてきて、囲いに護られていなくても、大宇宙にあったかく抱きかかえられて生きている自分があるということ、自分がなくなっても、ちゃんと真の自分があること。それが活動することが分かるようになってくるのです。だから、座禅は有難いのですね。 30歳の頃、自分というものがまったくないのに、足がスタスタ歩き、手がふるまって、しまも素晴らしい働きができるということに気がつきました。ない物から、すばらしい創造が現れてくる。ナイからこそそうなんだと知ったのです。 42歳の時、精神的にも経済的にも、すっかり追い詰められて、とうとう自己イメージが完全崩壊してしまいました。 私はただ、あくまで何も持たない。カラッポであるという姿勢を保っていればいいわけです。 目標にばっかり眼がいっている人は、そっちの方ばかり見ているので、視野がとても狭くなってしまうのです。まわりの状況や気配やらを素直に受け取る、遊び(ゆとり)心が持てなくなってしまうからです。 あまりにも目標(理想)を強く握りしめてしまって、遊び心、試し心がないものだから次々やってくるチャンスや神様のアドバイスを見逃してしまう。こんな態度を目標の弊害というわけです。 この本の内容はとても深くて(自分で言うのもなんですが)、すべてをマスターしてしまおうとしても無理です。ですから、欲張りすぎないように、張り切り過ぎないように、目に止まって、実践できそうなところから、ボチボチやってみて下さい。それでも、あなたの人生にガラッと奇跡的な、素晴らしい変化が訪れるはずです。 「いったい、誰の合格なんだ?」 このお話は、進学をめざした受験生のことだけではありません。恋愛でも「大宇宙合格」だし、仕事でも「大宇宙合格」です。 つながっているすべての人にありがとうございます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月19日 21時13分22秒
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