カテゴリ:自己啓発
キリスト教的価値観では、贅沢は悪徳とされています。そのため、富は贅沢に消費されることなく、蓄積されて資本になったんです。ヨーロッパの資本主義は、あくまで人間中心であり、労働者の幸せということも見据えたものだ、と思います。 ヨーロッパに関するかぎり、資本主義は、労働者の福祉ということとも結びついたものだった、という認識をすべきだと思いますね。 日本がつくりあげた資本主義はどんな形態だったのでしょう。これはもう、ひとことで言えます。 アメリカではリストラはありますが、企業の経営が上向きに転じて雇用が可能になったら、リストラした人間を雇わなければならないことになっています。リストラされた従業員には、復職する権利が認められているわけです。 とにかく、世界は混迷しています。その中で、われわれは地歩を固めなければいけません。これまで自分たちを縛りつけ、奴隷化してきた企業の論理に、いまこそ三行半を叩きつけるときですね。 「もうこれ以上、たぶらかされないぞ。だれが何と言おうと、わたしはわたしらしく、自分の好きなように人生を楽しんでやるんだ!」 お釈迦様はこう答えます。 会社では仕事はあくまで適当、ほどほどを心がけて、心身をゆったり休ませる。すると、般若の智慧がこんこんと湧き出してくるんです。 みんなが、アリはアリで認め、キリギリスはキリギリスで認めながら、お互いに関心を持たない、という「アリギリス」的生き方をするようになったら、現代人が抱えている悩みなんてものは、9割方消えてしまうのではないでしょうか。自分が自分であっていい、他人が他人であっていいと明らめて、だれに遠慮することなく、人生を楽しみましょうよ。 つながっているすべての人にありがとうございます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月22日 21時06分35秒
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