シャナラの剣
テリー・ブルックス著の冒険ファンタジー。ストーリー「闇の王」が目覚め、邪悪な影が世界を覆おうとしている。対抗できるのは伝説の“シャナラの剣”のみ。その剣を扱える、シャナラ王家の血を引く者だと言われたシェイは…。世界の命運をかけた冒険の旅が始まる。この物語の世界は、東西南北四つの区域に別れた世界が舞台。主人公のシェイは南側、サウスランドの『日陰谷』に住んでいた。シェイの前に現れる謎の魔法使い、解き明かされるさまざまな秘密、闇の怪物たちの戦い、そして闘いを通じて結成されていくドワーフやエルフたちとの交流など、さまざまなキーワード満載。作者が大学時代に出会った『指輪物語』の影響で、みずからファンタジーの世界へ突入し、生み出されたのがこの作品。挿絵がないのがちょっと悲しい。 シャナラの剣(上) シャナラの剣(下)そして、ワーナー・ブラザースにより映画化されるのがこちら。『シャナラの剣』の冒険から50年後…。平和を取りもどしていた世界に、いま、ふたたび不穏な影が忍び寄る。エルフ王国を守護する「生命の樹」が、枯れはじめた。そのため『結界』が破られ、封じられていた魔物どもが、侵入を開始したのだ。魔物の首領ダグダ・モーアは、特殊能力に長けた手下を率い、エルフ王国を壊滅させるべく、邪悪な作戦を開始した。世界の命運をかけて、魔物との絶望的な大戦争がはじまる―。 シャナラの妖精石(エルフストーン)(上)シャナラの妖精石(エルフストーン)(下)映画化が楽しみ