水の違い

朝の所さんの番組で、東京と京都の水の違いについてやっていた。 硬度が違う為に昆布だしの味が違うと。これはずっと前にどこかの料理人さんもやっていた。 これで思い出した。 結婚当初、カツヲ節と昆布で出汁を取っていたが、昆布の味が全然出ないので、カツヲだけにしたものだった。（この頃はお味噌汁を真面目に作っていたのだ。w） 田舎ではきちんと出ていた味が千葉では全然出ないというのは、面白かった。 当時はもっと千葉の北の方に住んでおり、ヤカンの中にカルシウム？がこびりついたものだった。千葉に来るまで、そんな経験は無かった。 今住んでいる所の水は、それほどの事は無い、 そもそも、千葉の水道水のあまりの不味さに辟易し、美味しい水を出してくれる喫茶店で尋ねてみたら浄水器を使っているという事で、それからうちでも、簡単なものだが浄水器を使いだした。全然味が違ったものだ。 そのころ、東京の有名デパートの高級ぶった紅茶専門店でひと休みした時、まずいとしか言い様の無い水を出され、呆れ返ったものだった。池袋だったかなぁ。 あまりの水の不味さに、紅茶の味等印象に残らなかった。 ティーカップがウェッジウッドだったのは覚えているけれど。（笑） ま、当時は飲み水に関して、一般的にはそんな程度の意識でした。 浄水器が流行りだして今の様にあたり前になるのは、それから何年も後の事。 帰省時、田舎の水道水の美味しさに感動した事でした。 そしてその田舎で井戸水を使っていた友人は、その水道水よりさらに美味しい水を飲んでおりましたね。 実家の近くに独鈷の井戸があり、そこに汲みに行った事が一度あったけれど、これはどうだったか忘れた。（笑） 一度しか汲みに行かなかったし、忘れたくらいだから、そんなものだったのだろう。 東京の水も今は美味しくなっていると聞く。 もう浄水器を使わないお店等無いだろうから、今度東京に行く機会があったら、公園の水道水でも、ちょいと試してみようかな。 安全な水はとてもありがたいです。しかし、更に美味しい水は更にありがたいです。 不味い水よりは。