424187 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

団塊オヤジの一日

団塊オヤジの一日

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

団塊オヤジ

団塊オヤジ

2008.09.18
XML
カテゴリ:海外体験記
それでは昨日にひきつづき世界各地を案内します。

17.1991年、カナダ・バンクーバーの向かいに本州ほどの大きさの島バンクーバーアイランドがある、そこのnanaimo市で開かれた水産資源調査の日加国際会議に出席した。カナダは材木の輸出国である。nanaimo港の貯木場でたくさんのアザラシが材木に乗っかって昼寝をしていた。のどかな風景である、日本では見ることができない風景に思わず心がなごんだ。

18.Nanaimoの街角に天まで届かんばかりのトーテムポールを見つけた。カナディアンインディアンが作ったものらしく、さすが材木の国カナダならではと思ったものでした。Nanaimoでの国際会議は、日本から10名、カナダ側から20名余の研究者が集まり、1週間森の中のロッジで寝食を共にして議論を行ったおかげでお互いに心が通い合うようになり、いい会議だったと思っている。これを機会にカナダの研究者たちと仲良くなり、その後彼らが日本を訪問した際には東京や山口県秋吉台などを案内した覚えがある。

19.前年の国際会議の決定を受けて、1992年カナダ沖で日加共同資源調査を行うことになり小生は再びカナダを訪れた。写真はヴィクトリア市というバンクーバー島の南端にある小英国の街にあるエンプレスというホテルである。このホテルに1泊したあと、小生は調査航海の船に1週間乗船し、調査データを収集した。9月15日のアルバムの#7に調査船での記念撮影をしているがその時のものである。

20.1993年ノルウェーの北方の港町オールスンドを訪れた小生を現地スタッフがゲーランガーフィヨルドに連れて行ってくれた。車とフェリーを何回も乗り継いでフィヨルドの最奥部にたどり着いたときはその景色の美しさに感動しました。観光船や時には飛鳥のような大型豪華客船が海から何100kmも奥地まで入ってこれます、それほどフィヨルドの水深は深いのです。

21.オールスンドから小生の開発した新型ソナーのテストのためノルウェーの漁船に乗船しました。ノルウェーの漁船で驚いたのは、日本の漁船と異なり船員に対する待遇の良さです。テストのため乗り込んだ我々3名を含め10人の船員たちの部屋はすべて個室です、日本の漁船では船長や一部の幹部船員以外の船員は蚕棚ベッドです。それに食事がおいしい、なんでも一流ホテルで腕を磨いた料理長が毎回異なるメニューを用意してくれ、1週間の乗船中おいしく食事をいただいたことがいい想い出です。写真は、漁場へ向かう途中に出くわした北海油田の油井です、タンカーが原油をくみ上げていました。

22.我々が乗り組んだ船がニシンを大漁した後、ニシンの水揚げのために入港したのはデンマークの港街でした。まさかデンマークに入港するとは思わなかった小生は、作業服のままコペンハーゲンの国際空港から再びノルウェーに戻って荷物をまとめ、今度はスコットランドのアバディーンを目指しました。スコットランドといえばスコッチウィスキーです。スコッチを飲みにホテルの近くのパブを訪れました。

23.スコットランドといえばもうひとつ名所があります、ゴルフ発祥の地セントアンドリュースです。この写真は1995年にセントアンドリュースを訪ねた時のものです。この年、全英オープンがセントアンドリュースで行われました。このあと学会を抜け出してプレーをしたのですが、深いラフにつかまって苦戦しました、なんてかっこいいこと言えませんが、覚えているのはボールをたくさん失くしたことだけです。

24.1993年スコットランドでの仕事を終えたあと、スペインのマドリッドへ飛びました。マドリッドの街角でのスナップですが、これはたぶん市庁舎かなにかと思うのですが、石造りの建造物が素晴らしかったです。驚いたのはスペインの習慣です。朝8時から会社は始まるのですが、12時のランチタイムなしで2時まで連続して仕事をし一日の仕事は完了です。それから彼らはランチを時間をかけて摂り、昼寝をし、夜は9時ころから夕食をします。20歳くらいまではものすごくかわいい女性たちが25歳を回る頃にはかなりふくよかな体形になるのは納得できました。

25.休日に現地のスタッフと一緒にスペインの古都トレドを訪れました。日本でいえば奈良みたいな古都ですかね、中世の街並みが町ごと保存されており素晴らしい光景でした。ここで絵を描いている日本人の方がいらっしゃったので、声をかけてみました。、「素晴らしい絵ですね、何日くらいっかったのですか?」。あいての画家さん、むっとした表情で「あなたピカソに、この絵を描くのに何日かかったのですか、って聞く?」。「失礼いたしました」といってその場をそそくさと立ち去った、ばつの悪い想い出である。

きょうはこのへんで。

1991年カナダ・ナナイモの貯木場でアザラシの昼寝を見つけました
1991アザラシの昼寝14.jpg

1991年カナディアンインディアンの天まで届くトーテムポール
1992トーテムポール18.jpg

1992年ヴィクトリアのエンプレスホテル
1992EmpressHotel15.jpg

1993年ノルウェー・ゲーランガーフィヨルドの最奥部
1993ノルウェー最奥船21.jpg

1993年漁場への途中に遭遇した北海油田
1993北海油田タンカー22.jpg

1993年スコットランド名物パブ
1992スコットランドパブ17.jpg

1995年セントアンドリュースで開かれた全英オープン
1995セントアンドリュースオールドコース23.jpg

1993年スペイン・マドリッドの街角
マドリッドと自分.jpg

1993年スペインの中世の町トレド
1993トレドの街並み20.jpg





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.09.18 10:00:49
コメント(1) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.