カテゴリ:いつもの生活
約30年間生活を共にしてきた。 喜びも悲しみもうれしさも怒りも 一緒に噛み締めてきた。 今日とうとうお別れの日が来てしまった。 昼の休憩の時間を使い 僕は歯科医院の往生際に居た。 歯科医との打ち合わせの末 抜歯する選択を下したのは僕だ。 先日からもう耐えられない痛みで ご飯はまる一日、いや二日か? 何もろくに食べられなかった。 奥歯の一本が外に移動をはじめて 口が閉じれない状態だったのだ。 かすかな歯科機器の音の変化で 僕の口の中に麻酔銃を打ち込み終えるのがわかった。 目の前の光の束を見つつも 視界の範囲には、 ペンチのようなものに持ち替える 白衣の天使が確実に確認できる。 『キターーーーーーーーーーーーーーー』 麻酔が効いてるからとは言え メリメリメリ・・・・・ミシミシ・・・・・・ と、頭部にその音が響いた。 終わった。 止血剤を噛み締め20分 精算してる時から徐々に麻酔が切れてきた。 ひとまず会社へ戻ったが そのときはもうすでに麻酔は完全に消化してしまっていた。 動けなかった。 電話にもメールにも反応出来ない程に。 『すみません、ちょっと車の中で寝させてください』 もちろん痛み止めの頓服は処方されていたが 色々考えたんだ。。。。 『一日一回』 この規約をどこで実行しようか。 『今飲むと、もし夜寝るとき痛かったら地獄だなぁ』 でも我慢できず 30分程呻き声をあげたすえ一日一回を実行した。 車の中にはエスプレッソマシン(やかん)も積んであるが 布団も積んである(笑) ちゃんと布団もかけて横になっていると 気がついたら午後17時を回っていた。 終わった。 よかった、何とか痛みも 終わった。。。。。 いや、でもこれは頓服のおかげなのか? もう無くなったんだ。 上の左 一番奥の親知らずの一個前の歯。 (ここで皆さんご自分の舌でその歯触ってみて!(笑)) 親知らずを抜くとすごく痛いらしいが そのいっこ前で しかも抜きやすくなった状態の歯でさえ この痛みなんだから これが親知らずだとどんだけ痛いんじゃろう...(寒) もう痛いのは懲り懲りなんだが。。。。 でも、そんな痛みと交換に やっとまともに 何とかメシは食える僕。。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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