イルカみたいに生きてみよう~心の力を抜いて楽しく生きていきませんか

2015/10/09(金)07:50

ちょっと先を読んで生きる。交差点があったら、自転車が飛び出してくるかもと考える余裕を

誘水日記(3733)

「心の力を抜いて、 イルカみたいに、楽しく生きていきませんか」 わが家の近くで交通事故があった。 駅に向かって真っすぐな道路がある。30キロ制限の狭い道だけど、車はよく通る。 この道が優先道路で、 何本か交差する道がある。 駅に行く自転車や歩きの人は、 こちらの方が便利なので、優先道路を横断していく。 交通事故は、交差点のひとつで起こった。 優先道路を駅方面から来た軽四輪と、 道路を横断しようとした自転車が衝突したのだ。 わが家から200メートルくらい離れているところだったが、 それでも、急ブレーキとドーンとぶつかる音がしたから、 けっこう激しくぶつかったみたいだ。 しばらくして、パトカーのサイレンが聞こえた。 外へ出てみると、 赤色灯がピカピカ光り、野次馬も集まっていた。 フロント部分が少しへこんだ軽四輪が止まっていて、 おまわりさんたちがしゃがんでいる隙間から、 男性が大の字になっているのが見えた。 打撲程度ですんでいればいいのだが。 ぼくも、この道路はしょっちゅう、車や自転車で通るわけだが、 ひやっとすることはたびたびある。 車は30キロ制限を守らないし、 道路を横断する自転車や人も、一時停止をせずに飛び出してくるから。 それに、けっこうおじいちゃん、おばあちゃんが多いから、 油断ができない。 だから、 優先道路であっても、交差点ではほとんど一時停止するくらいの気持ちで運転している。 ルールからすれば、 こちらが優先道路だから、制限速度を守って走っていれば、 悪いのは、飛び出してきた自転車や人にあるわけだ。 しかし、ルールにばかり依存していると危険だ。守らない人がいるわけだから。 そして、自分は間違ってないと主張したって、 それですべてが白紙に戻るわけではない。 大事なのは、感覚。 車の運転ばかりじゃなくて、どんなことも、 常に数秒後を予測しないといけない。 こんなことがあるかもしれないと、イメージしながら、毎日を過ごすことが大事だ。 その予測力が豊かであればあるほど、 人生はうまくいく。 自分が立てたスケジュール通りに進まないと気分を悪くするような人がいる。 こういうタイプは、 予測力が豊かではない人が多い。 不測の事態にぱっと対応できる柔軟性がないといけない。 日ごろから、 スケジュール通りに行かないことを織り込んで、 何かあったときに、 スケジュールにこだわらず、即座に対応できる人。 そういう人は、事故も少ないと思うし、 仕事もうまくいくものだ。 これからの世の中、何が起こるかわからない。 中には、10年後まで、細かく人生設計を立てて生きている人もいると思うけれども、 その通りはいかないという前提でいないと、 どんどんとしんどくなってしまう。 人間の考えなんかはるかに超えた勢いで、世の中は変化しているから。 明日は明日の風が吹く。 そんな感じで、鷹揚に構えつつも、 でも、ちょっとだけ先を読む敏感さを鍛えていく。 それがいい塩梅なんじゃないだろうか。

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