カテゴリ:Oの人生論
延命十句観音経の仕事が始まった。
この世界一短くてご利益のあるお経について帯津先生に書いていただこうという企画だ。 観音様は慈悲にあふれた仏様。 困っている人がいれば助けずにいられない。 だから、 ぼくたち衆生の者は、つらいこと、苦しいことがあれば、救いを求めればいい。 延命十句観音経を世に広めたのは、江戸時代の名僧・白隠禅師。 白隠禅師が書いた「延命十句観音経霊験記」には、重病が癒えた人、監禁・拘束から解放された人、死んだはずなのに生き返った人といった奇跡的な話がたくさん出ている。 たとえば、古い中国の時代、えん罪で捕まり、明日は死刑が執行される人が、夜を徹して延命十句観音経を唱えたところ、首を切ろうと振り下ろした刀が真っ二つに折れてしまって、死刑が中止になって解放されたという話。 重病で死にそうな人を、家族と取り囲んで、ずっと延命十句観音経を唱えたら、奇跡的に回復したという 話。 にわかには信じられない話が並べられているが、 それだけの霊験があると信じて祈れば、 きっと、奇跡は起こるのだと思う。 お経を唱えるのは「祈り」の一種だ。 祈りの効果は、すでに科学的にも証明されている。 人の心のエネルギーは、ぼくたちは考えているよりもはるかに大きなものだと思う。 観音様に願い事を伝える。 病気を治してほしいなら、「病気が治りますように」だけではなく、 「病気が治りますように。治ったら〇〇をします」といった具合に、治ることをゴールにするのではなく、その先までイメージをして観音様に願をかける。 それから延命十句観音経を唱える。 心がこもっていれば1回でも十分だが、 普通は数を重ねることでエネルギーが高まっていく。 唱えているうちに、いろいろ雑念も出てくるが、出るに任せておけばいい。 お経を唱えるのは、体の中にたまったマイナスエネルギーの放出でもあるから。 何度も何度も唱えているうち、 心が透明になってくる。 そこに観音様のエネルギーが入り込み、 常識では考えられない力が働く。 ぼくは今、毎日100~200回唱えている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019年10月23日 09時59分40秒
コメント(0) | コメントを書く
[Oの人生論] カテゴリの最新記事
|
|