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2019年11月21日
カテゴリ：誘水日記
インドにすごい日本人僧がいるそうだ。
佐々井秀嶺さん。84歳。 佐々井さんのことを書いた本『世界が驚くニッポンのお坊さん 佐々井秀嶺、インドに笑う』を読んだけど面白かった。 本気で生きている人だ。 でも、いきなり本気になったわけではない。 悩みがあった。 つらいこともあった。 3度も自殺未遂をしている。 得度してタイに渡り、それからインドへ。 50年前には数十万人だった仏教徒を１億5000万人にまで増やして、 今ではそのトップに立っているそうだ。 まあ、破天荒な人生だ。 決して偉ぶらない。 著者の白石さんという女性ライターにも、 説教めいたことは言わない。気のいいおじいちゃんという感じだ。 しかし、行動はすごい。 常に庶民のため。すぐに動く。それも大胆に。 命だって狙われているけれども、 信念を曲げることはない。 本当にすごい人というのは、 聖と俗が上手にミックスされている。 聖なるものが良くて、 俗なるものは悪だという二元論で生きている人は、 まだまだレベルが低い。 清濁併せ飲むというが、 毒を食べても栄養にしてしまうくらいの人じゃないと、 世のため、人のためには生きられない。 人生の最終章をどう生きるか、 今、真剣に考えている。 そろそろ行動に移そうと思っている。 本気の10年。 佐々井さんの生き方は参考にしたい。 あれだけの生き方はできないけどね。真似事から始めよう。 来世はできるかもしれないから。 視界は良好！ （写真は小笠原です）  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2019年11月21日 06時01分03秒
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