カテゴリ:甲州ライフ
毎日、スモモの木を見上げながら思うのだが、
一個も病気にならずに実らせることはできるのか? できないだろうな。 できないのに、 一個でも病気らしき実を見つけると、 「全滅するかも」と心配心が顔を出す。 これは精神衛生上、よくないな。 無農薬というは、 農業初心者のぼくにとっては、 はらはらどきどきの毎日だ。 「果樹は農薬なしではできない」 そんな話をあちこちから聞く。 うまくいかなかったら、 「農薬を使わないからだ」と言われるに決まっている。 木村さんの物語を知っているだけに、 当時の木村さんの畑のように、 虫だらけ、 病気だらけ、 葉っぱが落ちて、 実など一個も姿が見えない状態になったらどうしようと思うわけだ。 木村さんのように、 近所から村八分にされるかもしれない。 けっこう怖い冒険をしているわけだ。 でも、 何とか実は梅干し大まで育った。 普通の栽培だと、 これからぐんぐん大きくなるらしい。 無農薬で育つには、 木にどれくらいの生命力があるかがカギだ。 「がんばってるな」「ありがとう」と一個一個の実、一枚一枚の葉っぱ、一本一本の木に声をかけ、 微生物培養液を噴霧し、 エネルギー陶器をぶら下げ、 ヒーリングミュージックを聞かせる。 生命力に響くはずだ。 それに、ぼくが借りたスモモの木は、 これまで低農薬栽培で育てられてきたが、 オーナーは大切に大切にしてきた。 生命力がないはずがない。 見た目もエネルギーにあふれている。 あと1ヶ月。 絶対と言うだけの自信はないが、 大丈夫だと思う。 自信満々で成功するよりも、 びくびくしながらの方が、 いい結果が出たときの喜びは大きいから、 今しばらくは、 おどおどびくびくしながら畑へ出かけていくことにしよう。 ![]()
Last updated
2022年05月24日 16時09分56秒
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