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カテゴリ:イルカみたいに生きてみよう
「イルカみたいに生きてみよう」は、 1997年に出版した本のタイトル。 29年も前のことになる。 1991年にバブルが崩壊し、 世界経済はとても不安定な状態になった。 何をやっても儲かる時代だった。 お金がすべて。 みんなが目を吊り上げて、 よりいい生活を求めて金儲けに走っていた。 豊かな生活とは、 資産をいっぱいもって、 いい家に住み、いい車に乗り、いいものを食べ、便利な生活をすることだった。 ぼくは、 1984年に東京へ出てフリーライターになった。 バブルの恩恵も被ってはいただろうが、 決して裕福ではなかったし、 東京の片隅で慎ましく暮らしていた。 1988年に中国を一人で回って、 ひょんなことから気功のことを知った。 日本に帰ってから、 気功や代替療法の取材をするようになり、 仕事は広がった。 物質的な豊かさがすべてではないという価値観にも触れるようになり、 生き方が大きく変わった。 世の中もお金がすべてだという生き方が崩れ始め、 大きな会社へ入れば安泰だという時代でもなくなってきた。 多くの人がどうすればいいのか、 迷いの中にいた。 社会の動きにもっとも敏感に反応したのが若い女性だった。 その中でもより敏感な人は、 物質至上主義を脱して、 心の持ち方の大切さに目を向け出した。 精神世界という言葉が広まり、 書店には不思議な話が書かれた本のコーナーができ、 宇宙からのメッセージだとか、 より幸せになり、 願いをかなえるための心のあり方についての本が並び始めた。 そんなころに、 『イルカみたいに生きてみよう』は出版された。 ぼくにとっては4冊目の著書だった。 これが売れた。 たくさんの手紙が届いた。 だいたいが女性。 下は4歳から上は80歳まで。 ぼくも一躍「イルカの先生」として脚光を浴び、 あちこちから講演に呼ばれたり、 雑誌の取材を受けたりするようになった。 ぼくにとっての「バブル」が始まったのだ。 30年近くたって、 世の中は不安定なまま。 経済だけでなく、 災害は多いし、戦争の危機もある。 食糧難も心配だ。 環境も悪くなってきて、各地でクマの被害も出ている。 不安はどんどん膨らんでいると言った方がいいかもしれない。 ぼくも来年は70歳になる。 自分が生きている間は何とかなりそうな気もするが、 そんなさもしい生き方はしたくない。 もう一回、『イルカみたいに生きてみよう』でどんなことを世の中に問いかけたのか。 見直してみようと思っている。 それで、このブログで、 タイトル通りに、 『イルカみたいに生きてみよう』を再録してみおうと思ったわけだ。 少しずつ、 どんな話なのか、 紹介していきたい。 次回から楽しみにしていただきたい。 よろしくお願いします。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025年12月06日 08時42分53秒
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