|
カテゴリ:Oの人生論
ずっと政治とか経済には無頓着だった。
選挙には行ったけれども、 深く考えずに投票し、 結果にも興味はなかった。 その後の政策も知らないまま、 ぼんやり生きてきた。 経済に関しては、 お金はほしかったけれども、 目先の収入に一喜一憂するばかりで、 世の中のお金の動きといったことには関心が向かなかった。 そんな社会音痴のまま70歳になってしまった。 しかし、 今の情勢を新聞、テレビ、ネットを通して見聞きすると、 「ちょっとまずいじゃない」と、 さすがのぼくも感じてしまう。 この間、倉庫の掃除をしていたら、 「日本国憲法」という本が出てきた。 ずいぶんと前、何がきっかけだったか忘れたが、 憲法くらい読んでおかないとと思って買ったのは覚えている。 でも、 読まずに段ボールに入れたまま、東京、山梨、鈴鹿と運ばれてきた。 憲法改正について関心が高まってきている。 特に憲法9条。 平和憲法、戦争放棄と教わってきたものが、 「時代に合わない」「普通の国と一緒でいいじゃないか」という高市内閣の考え方もあって、 手を加えようとする動きが出ている。 反対する人が何万人も集まって、 デモが行われたりしている。 そんな中で武器の輸出が解禁された。 さらに、 9条の改正へ向かう気配。 戦える国を目指しているように思えてならない。 戦争をするしないは別にして、 憲法9条があるからこそ、 日本は戦争をしない国、 日本人は平和を愛する国民だと、 他国から尊敬されている。 憲法とは何のためにあるのか。 そんなことも知らなかった。 権力が暴走しないようにあるのが憲法だ。 法律とは根本が違う。 近代国家は、 「民主主義」と「法による支配」で成り立っているそうだ。 この話をしてくれたのは、 原発を止めたことで有名な樋口英明元裁判長。 民主主義は、 表向きはとても理想的なのだが、 多数決だから、 愚かな人たちが集まっている社会だと、 とんでもない方向に進んでいくことになる。 すごく疑問だったけれども、 そうならないためにあるのが法=憲法なのだと言う。 少数派の人権が脅かされる場合には、 多数の意見以上に憲法の「基本的人権」が発動される。 ぼくはそう理解して、 「ああ、なるほど」と納得がいった。 権力が言論統制をしようとしても、 憲法に書かれている「言論の自由」が壁になってくれる。 だから、 憲法は、私たちが幸せに生きるためにはとても重要なものなのだ。 そんなことも知らずに生きてきた。 これまでは何も不自由はなかった。 でも、 今はちょっと様相が変わってきた。 樋口元裁判長にお願いして、 「憲法のいろは講座」をやってもらおうと思っている。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2026年05月12日 10時13分48秒
コメント(0) | コメントを書く
[Oの人生論] カテゴリの最新記事
|
|